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つぶ‐と🔗🔉

つぶ‐と [副]ずれやすきまのないさま。ぴったり。びっしり。「みちのくにがみを―おさせ給へりけるが」〈大鏡・伊尹〉すっかり覆うさま。すっぽり。「二条の大路の―煙みちたりしさまこそめでたく」〈大鏡・道長下〉(打消しの語を伴って)少しも。全然。「顔を―見せぬがあやしきに」〈今昔・二七・三八〉

つぶ‐なき【×踝】🔗🔉

つぶ‐なき【×踝】 《「つぶなぎ」とも》くるぶしの古名。〈和名抄〉

つぶね【奴】🔗🔉

つぶね【奴】 しもべ。召し使い。「恩愛の―となりて」〈沙石集・四〉仕えること。奉仕。「朝夕の―もことにまめやかに」〈読・雨月・吉備津の釜〉

つぶ‐やき【×呟き】🔗🔉

つぶ‐やき【×呟き】 つぶやくこと。また、その言葉。「―をもらす」

つぶ‐や・く【×呟く】🔗🔉

つぶ‐や・く【×呟く】 [動カ五(四)]小さい声でひとりごとを言う。「ぶつぶつと―・く」

つぶ‐より【粒選り】🔗🔉

つぶ‐より【粒選り】 多くのものの中からすぐれたものを選び出すこと。また、選び出されたもの。えりぬき。よりぬき。つぶえり。「―の品をそろえる」

つぶ‐ら【円ら】🔗🔉

つぶ‐ら【円ら】 [形動][ナリ]まるくて、かわいらしいさま。「―な瞳(ひとみ)

つぶ‐らか【円らか】🔗🔉

つぶ‐らか【円らか】 [形動][ナリ]まるいさま。また、まるくて、かわいらしいさま。「目を―にして口をつぐむ」〈鏡花・婦系図〉

大辞泉 ページ 10148