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手が入(はい)れば足も入る🔗🔉

手が入(はい)れば足も入る 一度気を許すと次々につけ込まれることのたとえ。また、だんだん深入りすることのたとえ。

手が離せない🔗🔉

手が離せない やりかけていることがあって他のことができない。「―ないから、代わりに電話に出てくれ」

手が離・れる🔗🔉

手が離・れる 仕事がかたづいて、自分と関係がなくなる。「長くかかわってきた仕事から―・れる」子供が成長して、世話が必要でなくなる。「やっと子供から―・れた」

手が早・い🔗🔉

手が早・い 物事をてきぱきと処理する。「選り分ける―・い」「作業の―・い」知り合った女性とすぐに関係をもつ。すぐに暴力をふるう。「口より―・い」

手が塞(ふさ)が・る🔗🔉

手が塞(ふさ)が・る 何かをしている最中で他のことができない。「今、―・っていて手伝えない」

手が回・る🔗🔉

手が回・る 注意が行き届く。「仕事が忙しくてほかのことに―・らない」捜査や逮捕の手配がされる。「警察の―・る」

手が焼・ける🔗🔉

手が焼・ける世話が焼ける」に同じ。「―・ける子供」

手摺(す)り足摺り🔗🔉

手摺(す)り足摺り 手をすり合わせ、足をすり合わせること。くやしがるさまやもどかしがるさま、また、ひたすらあやまるさまにいう。

手と身にな・る🔗🔉

手と身にな・る 《足すなわち銭がなくなる意》落ちぶれて身一つになる。無一物になる。「―・りての思案、何とも埒(らち)のあかぬ世渡り」〈浮・永代蔵・五〉

手取り足取り🔗🔉

手取り足取り 細かいところにまで行き届いた世話をするさま。何から何まで丁寧に教えるさま。「―めんどうをみる」「―して指導する」

手に汗を握・る🔗🔉

手に汗を握・る 見たり聞いたりしながら、興奮したり緊張したりする。手に汗握る。「―・る熱戦」

手に余・る🔗🔉

手に余・る 物事が自分の能力以上で、その処置ができない。手に負えない。「―・る難問」

手に合わない🔗🔉

手に合わない 自分の能力では扱いきれない。手に余る。手に負えない。「ギリシア語となるとどうにも―ない」手になじまない。「―ない包丁」

手に入(い)・る🔗🔉

手に入(い)・る 手に入(はい)」に同じ。「御蔭さまで、好い家が―・りまして」〈漱石・虞美人草〉熟達する。熟練する。「場なれて―・ったあいさつ」

大辞泉 ページ 10221