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[接助]活用語の未然形に付く。上の事柄を打ち消して下に続ける。…ないで。…ずに。「無期(むご)にえ渡ら―、つくづくと見るに」〈更級〉→いで◆打消しの助動詞の古い連用形「に」に接続動詞「て」の付いた「にて」の音変化とも、打消しの助動詞「ず」の連用形「ず」に接続助詞「て」の付いた「ずて」の音変化ともいう。中古以降用いられる。

て‐あい【手合(い)】‐あひ🔗🔉

て‐あい【手合(い)】‐あひ 連中。やつら。やや軽蔑していう。「ああいう―とは付き合いたくない」たぐい。種類。「この―の品は売れない」勝負をすること。特に、囲碁・将棋で、対局すること。てあわせ。→大手合い適当な相手。「新町に―をこしらへ」〈浮・一代男・五〉

で‐あい【出合(い)・出会(い)】‐あひ🔗🔉

で‐あい【出合(い)・出会(い)】‐あひ (「出逢い」とも書く)であうこと。思いがけなくあうこと。めぐりあい。「師との運命的な―」「一冊の本との―」(出合い)川や沢などの合流する所。「本流との―」(出合い)男女が密会すること。あいびき。(出合)取引で、売り手と買い手の値段・数が一致して、売買が成立すること。「―がつく」連歌・俳諧で、一座の者が順によらず付句のできた者から付けていくこと。知り合うこと。交際。つきあい。「博奕(ばくち)の―は相対づく」〈伎・韓人漢文〉

大辞泉 ページ 10229