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て‐がわり【手替(わ)り・手代(わ)り】‐がはり🔗🔉

て‐がわり【手替(わ)り・手代(わ)り】‐がはり それまでしていた人にかわって仕事をすること。また、その人。「立て込む時期には―を頼む」趣向などが普通と違っていること。「少し―に衆道ぐるひと心ざし」〈浮・真実伊勢〉

で‐がわり【出替(わ)り・出代(わ)り】‐がはり🔗🔉

で‐がわり【出替(わ)り・出代(わ)り】‐がはり 《「でかわり」とも》前の人が出たあとにかわってはいること。入れ替わり。「―の激しい下宿」奉公人が契約期間を終えて入れ替わること。多年季・一年季・半年季などがあり、地域ごとに期日を定めた例が多い。「年末の―の季節になれば」〈長塚・土〉

デカン‐こうげん【デカン高原】‐カウゲン🔗🔉

デカン‐こうげん【デカン高原】‐カウゲン 《Deccan》インド南部の半島部を構成する広大な高原。肥沃な黒色土が厚く分布し、綿作が盛ん。

でかんしょ‐ぶし【でかんしょ節】🔗🔉

でかんしょ‐ぶし【でかんしょ節】 明治末年から大正にかけて学生に歌われ、全国の花柳界に流行した歌。兵庫県篠山(ささやま)付近の盆踊り歌の変化したものという。「でかんしょ」は「出稼ぎしよう」の意、「徹今宵(てつこんしよう)」の意など諸説がある。

デカンタ【decanter】🔗🔉

デカンタ【decanter】 ワインなどの酒類を入れて食卓に供するガラス製のびん。

てき【×狄】🔗🔉

てき【×狄】 古代中国で、匈奴(きようど)など北方の異民族の呼称。北狄。

てき【敵】🔗🔉

てき【敵】 戦い・競争・試合の相手。「大国を―に回して戦う」「―の意表をつく」「―をつくりやすい言動」味方。害を与えるもの。あるものにとってよくないもの。「民衆の―」「社会の―」「ぜいたくは―だ」比較の対象になる相手。「―のほうがもてる」「弁舌にかけては彼の―ではない」遊里で、客と遊女とが互いに相手をさしていう語。相方。おてき。「―もをかしき奴(やつ)にて」〈浮・一代男・二〉(「的」とも書く。代名詞的に用いて)多少軽蔑して、第三者をさしていう語。やつ。やつら。「―めもえらい痴呆(へげたれ)めぢゃ」〈滑・浮世風呂・前〉 [用法]敵(てき)・かたき――自分にとって害をなすもの、滅ぼすべき相手の意では「敵」も「かたき」も相通じて用いられるが、普通は「敵」を使う。「かたき」はやや古風ないい方。◇「敵」は戦争・競争・試合の相手全般について使う。「敵を負かす」「敵に屈する」「敵が多い」◇争いなどの相手の意で使う「かたき」は、「恋がたき」「商売がたき」「碁(ご)がたき」のように複合語として用いられることが多い。◇深い恨みを抱き、滅ぼしたいと思う相手の意では「かたき」を使う。「親のかたきを討つ」「父のかたきを取る」「目のかたきにする」など。◇類似の語に「あだ」がある。「かたき」と同じように使われ、「あだ(かたき)討ち」などという。ただし「恩をあだで返す」は「かたき」で置き換えられない。

大辞泉 ページ 10315