複数辞典一括検索+

とう【党】タウ🔗🔉

とう【党】タウ 利害や目的などの共通性によって結びついた集団。仲間。「―をなす」政治的な主張を一にする人々の団体。政党。「―の方針」中世における武士の集団。平安後期以降、血縁的武士団が発達し、のち、地域的な連合に移行した。武蔵七党や松浦(まつら)党など。

とう【唐】タウ🔗🔉

とう【唐】タウ 中国の国名。六一八年、李淵が隋の恭帝の禅譲を受けて建国。都は長安。隋制を継いで律令制・均田制・府兵制などを確立。統一王朝は南北の文化の融合をもたらすとともに、領域の拡大と東西文化の交流は国際的な文化を発展させた。八世紀半ば以後衰退し、九〇七年、二〇代哀帝のとき朱全忠に滅ぼされた。→後唐(こうとう) →南唐中国のこと。また、外国。

唐へ投げ銀(がね)🔗🔉

唐へ投げ銀(がね) 鎖国以前、朱印船貿易で、海外貿易に投資すること。投機的な投資や無駄な投資のたとえにもいう。「―して仕合はせ」〈浮・二十不孝・三〉

とう【塔】タフ🔗🔉

とう【塔】タフ 《「卒塔婆(そとうば)」の略》仏教建築における仏塔。仏舎利を安置し、あるいは供養・報恩などのために設ける多層の建造物。高くそびえる建造物。「教会の―」「テレビ―」

とう【湯】タウ🔗🔉

とう【湯】タウ 中国、殷(いん)の湯王のこと。

湯の盤銘(ばんめい)🔗🔉

湯の盤銘(ばんめい) 《「礼記」大学から》殷(いん)の湯王が沐浴(もくよく)のたらいに刻んで座右の銘とした言葉。「苟(まこと)に日に新(あらた)にせば、日日に新に、また日に新なり」

とう【等】🔗🔉

とう【等】 [名]段階。等級。階級。「刑罰の―を減じる」〔接尾〕同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す。など。「英・仏・独―のEU諸国」助数詞。階級や順位を数えるのに用いる。「一―、二―」

とう【答】タフ🔗🔉

とう【答】タフ 返事。返答。「総て―の響きを鳴返していた」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉恨みをかえすこと。意趣がえし。仕返し。「此の北の方の―せむ」〈落窪・二〉

とう【統】🔗🔉

とう【統】 地質時代の区分の世(せい)に対応する地層区分の単位。更新世の地層を更新統という類。

とう【×榻】タフ🔗🔉

とう【×榻】タフ ながいす。また、寝台。「帝みずから―を降(くだ)りて」〈露伴・運命〉

大辞泉 ページ 10565