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とのさま‐しょうばい【殿様商売】‐シヤウバイ🔗🔉

とのさま‐しょうばい【殿様商売】‐シヤウバイ 商品知識や客とのかけひきなど、もうけるための努力・工夫に気を使わない商い方を皮肉っていう語。「あんな―じゃ、いずれ倒産するよ」

とのさま‐そだち【殿様育ち】🔗🔉

とのさま‐そだち【殿様育ち】 多くの人にかしずかれて、なんの不自由もなく成長すること。

とのさま‐ばった【殿様蝗虫】🔗🔉

とのさま‐ばった【殿様蝗虫】 バッタの一種。全長五〜七センチ。色はふつう緑色で、翅(はね)に黒褐色の斑紋が散在。多数発生すると黒褐色に変化し、飛蝗(ひこう)となることがある。乾いた草地にみられ、イネ科植物のほか種々の植物を食べる。大名ばった。

とのしょう【土庄】トのシヤウ🔗🔉

とのしょう【土庄】トのシヤウ 香川県、小豆島(しようどしま)北西部の地名。中心の土庄は同島観光の玄関口にあたる港町。「二十四の瞳」の像がある。

との‐たち【殿達】🔗🔉

との‐たち【殿達】 殿方たち。とのばら。「烏帽子(えぼし)親などといふものは―をこそ頼むものなれ」〈虎明狂・比丘貞〉近世、遊女などが客をいう語。「つどひての―の御出でなれば」〈仮・仁勢物語・下〉

と‐の‐ちゃ【×礪の茶】🔗🔉

と‐の‐ちゃ【×礪の茶】 江戸時代の染め色の名。赤黒い茶色。

とのちゃ‐こもん【×礪の茶小紋】🔗🔉

とのちゃ‐こもん【×礪の茶小紋】 礪の茶色の地に小紋を染め出したもの。

との‐づくり【殿作り・殿造り】🔗🔉

との‐づくり【殿作り・殿造り】 御殿を造ること。また、造った御殿のありさま。「心やすき―しては、かやうの人つどへて」〈源・澪標〉

との‐ど【殿戸・殿門】🔗🔉

との‐ど【殿戸・殿門】 御殿の戸口。相手の家への敬意を表す語。「味酒(うまさけ)三輪の殿の朝戸にも出でて行かな三輪の―を」〈崇神紀・歌謡〉

との‐な【殿名】🔗🔉

との‐な【殿名】 宮中の女房の呼び名の一つ。三条殿・大宮殿などと「…殿」と呼ぶもの。→小路名(こうじな)

との‐の‐うえ【殿の上】‐うへ🔗🔉

との‐の‐うえ【殿の上】‐うへ 摂政・関白など、時の第一人者の妻に対する敬称。「―の御かたちに似る人おはせじ」〈源・玉鬘〉

との‐はじめ【殿始め】🔗🔉

との‐はじめ【殿始め】 女性がはじめて男性と床をともにすること。「みづからは―」〈浄・烏帽子折〉

との‐ばら【殿原】🔗🔉

との‐ばら【殿原】 《「ばら」は複数を表す接尾語》身分の高い人々や武士などを敬っていう語。殿たち。「これを見給へ、東国の―」〈平家・九〉

大辞泉 ページ 10905