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とり‐おき【取(り)置き】🔗🔉

とり‐おき【取(り)置き】 とっておくこと。また、そのもの。とっておき。かたづけること。処分。処置。「わが身の―もわが心よりとはなく」〈露伴・連環記〉葬ること。埋葬。「死骸の―にも構はず、野辺に送る人もなし」〈浮・二十不孝・三〉

とり‐お・く【取(り)置く】🔗🔉

とり‐お・く【取(り)置く】 [動カ五(四)]取りのけておく。別にしておく。とっておく。「万一に備えて食料を―・く」かたづける。始末する。「塗り籠めたる所に皆―・きつれば」〈堤・貝合〉死体をかたづける。葬る。「をのをの嘆きを止めて―・きける」〈浮・永代蔵・三〉さしおく。やめる。「私等が商売は―・くだやとぞ」〈浄・博多小女郎〉

とり‐おこな・う【執(り)行う】‐おこなふ🔗🔉

とり‐おこな・う【執(り)行う】‐おこなふ [動ワ五(ハ四)]行事や式典などを改まって行う。執行する。挙行する。「落成式を―・う」 [可能]とりおこなえる

とりお‐こやた【鳥尾小弥太】とりを‐🔗🔉

とりお‐こやた【鳥尾小弥太】とりを‐一八四七〜一九〇五]軍人・政治家。陸軍中将。長門の人。反欧化主義の立場から谷干城らと保守中正派を結成。

とり‐おさ・える【取(り)押(さ)える・取(り)抑える】‐おさへる🔗🔉

とり‐おさ・える【取(り)押(さ)える・取(り)抑える】‐おさへる [動ア下一]とりおさ・ふ[ハ下二]暴れ動くものを押さえて動けないようにする。「荒れる牛を―・える」犯人をつかまえる。とらえる。「泥棒を―・える」「密売の現場を―・える」

とり‐おさ・める【取(り)納める・取(り)収める】‐をさめる🔗🔉

とり‐おさ・める【取(り)納める・取(り)収める】‐をさめる [動マ下一]とりをさ・む[マ下二]しまっておく。また、かたづける。「雛人形一式を―・める」心などを落ち着ける。気などをしずめる。「気の荒立ちを―・める良薬」〈里見・今年竹〉埋める。埋葬する。「成等正覚、頓証菩提とぞ―・めける」〈曾我・一〇〉

トリオ‐ソナタ【trio sonata】🔗🔉

トリオ‐ソナタ【trio sonata】 バロック時代の室内楽の一形式。一般に三声部で書かれ、二つの旋律楽器、低音旋律楽器、和声楽器の四楽器で構成される。

とり‐おどし【鳥威し】🔗🔉

とり‐おどし【鳥威し】 農作物を荒らす鳥をおどして追い払うためのしかけ。案山子(かかし)・鳴子(なるこ)などの類。《季 秋》「渡る雲のみとなりたる―/達治」

大辞泉 ページ 10992