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とり‐おや【取り親】🔗🔉

とり‐おや【取り親】 育ててくれた親。養い親。「上つ方のお乳の乳人(めのと)は―といふことあり」〈浄・松風村雨〉養子縁組みや奉公入りの際に、保証人として仮に立てた親。「十五、六より―をしてお大名様方を聟(むこ)に取りまゐらせ」〈浮・曲三味線・五〉

とり‐おろ・す【取(り)下ろす】🔗🔉

とり‐おろ・す【取(り)下ろす】 [動サ五(四)]上にあるものを取って下に置く。「棚から品物を―・す」貴人の前から物を下げる。「さらば、(オ膳カラ)―・して…とてまかなひ騒ぐほどに」〈枕・九九〉垂れ下がった髪の先を剃り落とす。「夢に、わがかしらを―・して、額を分くと見る」〈かげろふ・中〉

とり‐か【取箇】🔗🔉

とり‐か【取箇】 《「取」は田租を収納すること、「箇」は数の意》江戸時代、田畑に割り当てた年貢(ねんぐ)のこと。成箇(なりか)。物成(ものなり)

トリガー【trigger】🔗🔉

トリガー【trigger】 銃の引き金。また転じて、物事を引き起こすきっかけ。「事変勃発の―となる」「―価格」銃の引き金の形をしたカメラのフィルム巻き上げレバー。

とり‐かい【鳥飼い】‐かひ🔗🔉

とり‐かい【鳥飼い】‐かひ 鳥を飼って養うこと。また、その人。

とり‐がい【鳥貝】‐がひ🔗🔉

とり‐がい【鳥貝】‐がひ ザルガイ科の二枚貝。内湾の泥底にすむ。貝殻は球円形で殻長九センチくらい。殻は薄く、表面は黄褐色の殻皮をかぶり、内面は紫紅色。すし種・干物などにする。《季 春》「三月や伊勢にまた来て―を/澄雄」

とりかい‐べ【鳥飼部】とりかひ‐🔗🔉

とりかい‐べ【鳥飼部】とりかひ‐ 大化前代、鳥を朝廷に献上したり飼育したりした品部(しなべ)。ととりべ。

とりかい‐りゅう【鳥飼流】とりかひリウ🔗🔉

とりかい‐りゅう【鳥飼流】とりかひリウ 和様書道の流派の一。御家流(おいえりゆう)の分派で、鳥飼宗慶を祖とする。

とり‐か・う【取り飼ふ】‐かふ🔗🔉

とり‐か・う【取り飼ふ】‐かふ [動ハ四]鳥獣を飼い養う。「夜昼…―・ひ給ふほどに」〈大和・一五二〉

とり‐かえ【取(り)替え・取(り)換え】‐かへ🔗🔉

とり‐かえ【取(り)替え・取(り)換え】‐かへ 他のものと替えること。交換。「特売品は―がきかない」新しいものに替えること。また、そのもの。予備。「電池の―を用意する」立て替え。「親共から百貫目余の―」〈浄・歌祭文〉

大辞泉 ページ 10993