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とり‐かえし【取(り)返し】‐かへし🔗🔉

とり‐かえし【取(り)返し】‐かへし [名]取り返すこと。もとの状態に戻すこと。「―のつかない失敗」[副]ふたたび。あらためて。「昔のこと―悲しくおぼさる」〈源・桐壺〉

とり‐かえ・す【取(り)返す】‐かへす🔗🔉

とり‐かえ・す【取(り)返す】‐かへす [動サ五(四)]人手に渡ったものを取り戻す。「おもちゃを―・す」「優勝旗を―・す」再びもとのようにする。もとへ戻す。「元気を―・す」「勉強の遅れを―・す」

とりかえっ‐こ【取(り)替えっこ】とりかへつ‐🔗🔉

とりかえっ‐こ【取(り)替えっこ】とりかへつ‐ [名]スル互いに取り替えること。交換。「切手を―する」

とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】とりかへばやものがたり🔗🔉

とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】とりかへばやものがたり 平安末期の物語。三巻または四巻。現存本はいわゆる「古とりかえばや」の改作といわれる。作者未詳。権大納言の男君と女君は性質が男女逆なので、男君を女、女君を男として養育されるが、混乱を生じ、もとの姿に戻って幸福になる。

とり‐か・える【取(り)替える・取(り)換える】‐かへる🔗🔉

とり‐か・える【取(り)替える・取(り)換える】‐かへる [動ア下一]とりか・ふ[ハ下二]互いに替える。相手と別のものに交換する。「友達と時計を―・える」「円をドルに―・える」今までのものを別のものに替える。新しいものと交換する。「衣装を―・える」「畳を―・える」金などを立て替える。用立てる。「二三日の間―・へてたもれ」〈伎・壬生大念仏〉

とり‐かか・る【取(り)掛(か)る】🔗🔉

とり‐かか・る【取(り)掛(か)る】 [動ラ五(四)]手をつける。着手する。「作業に―・る」すがりつく。とりすがる。「手足に―・りて哭(な)き悲しみき」〈記・上〉組みつく。うってかかる。「ものどもに―・りて、つかみこぼし給ふ」〈宇津保・国譲中〉

とり‐かく・す【取り隠す】🔗🔉

とり‐かく・す【取り隠す】 [動サ四]隠す。「御はさみなどやうの物は皆―・して」〈源・夕霧〉

とり‐かげ【鳥影】🔗🔉

とり‐かげ【鳥影】 飛ぶ鳥の影。鳥の姿。

鳥影が射(さ)す🔗🔉

鳥影が射(さ)す 鳥の影が壁などに映る。来客のある前触れという。

大辞泉 ページ 10994