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なく‐に🔗🔉

なく‐に 〔連語〕《打消しの助動詞「ず」のク語法「なく」+格助詞「に」》詠嘆的な打消しを表す。…ないことだなあ。「苦しくも降り来る雨か三輪の崎狭野(さの)の渡りに家もあら―」〈万・二六五〉詠嘆的に打消し、逆接的に接続する意を表す。…ないことなのに。「やどりせし花橘(はなたちばな)も枯れ―などほととぎす声絶えぬらむ」〈古今・夏〉◆「に」は詠嘆の終助詞とも。主として和歌に用いられ、上代ではの意で文末の用法が多く、平安時代以降はの意で文中の用法が多い。

なくに‐がえ【名国替え】‐がへ🔗🔉

なくに‐がえ【名国替え】‐がへ 平安時代以後、地方官の任命において、名替えと国替えを一緒にすること。

ナグプル【Nagpur】🔗🔉

ナグプル【Nagpur】 インド中央部の都市。マハラシュトラ州東部の行政の中心で、デカン高原の交通の要地。綿織物工業が盛ん。人口、都市圏一六六万(一九九一)

なく‐もがな【無くもがな】🔗🔉

なく‐もがな【無くもがな】 〔連語〕《「もがな」は願望の意を表す助詞》ないほうがよい。なくてもよい。「―のせりふ」

なぐ‐や【投ぐ矢・投ぐ×箭】🔗🔉

なぐ‐や【投ぐ矢・投ぐ×箭】投げ矢」に同じ。「―持ち千尋射渡し剣大刀腰に取り佩(は)き」〈万・四一六四〉

なぐら🔗🔉

なぐら 海上の風がおさまったあとも、なお高く立っている波。なぐれ。なごろ。

なぐり【殴り・×擲り】🔗🔉

なぐり【殴り・×擲り】 なぐること。(な)ぎ面(づら)

なぐり‐あい【殴り合い】‐あひ🔗🔉

なぐり‐あい【殴り合い】‐あひ 互いに相手をなぐること。「口論の末、―になる」

なぐり‐がき【殴り書(き)】🔗🔉

なぐり‐がき【殴り書(き)】 [名]スル乱暴に、または無造作に書くこと。また、そのように書いたもの。「メモ用紙に―する」

なぐり‐こみ【殴り込み】🔗🔉

なぐり‐こみ【殴り込み】 殴り込むこと。「―をかける」

なぐり‐こ・む【殴り込む】🔗🔉

なぐり‐こ・む【殴り込む】 [動マ五(四)]けんか相手などの所へ押しかけて乱暴をはたらく。「武装して―・む」相手の根拠地に進出して、商売上の勝負をしかける。「大手スーパーが地元に―・む」

大辞泉 ページ 11181