複数辞典一括検索+

いり‐ぐち【入(り)口】🔗🔉

いり‐ぐち【入(り)口】 《「いりくち」とも》はいる所。はいりぐち。出口(でぐち)物事のしはじめ。端緒。「学究生活の―」「芸の―」

いり‐くみ【入(り)組み】🔗🔉

いり‐くみ【入(り)組み】 物事が複雑に絡み合っていること。「二人にとっては、もう少し気持の―の深い問題には」〈里見・今年竹〉地勢や権利の関係などで土地の境界が複雑なこと。また、その所。「給所給所の―にて、地割りなかなかむつかしし」〈浄・反魂香〉

いりくみ‐もん【入組文】🔗🔉

いりくみ‐もん【入組文】 文様の一。二本の線で囲まれた鰹節(かつおぶし)状の文様の先端を鉤(かぎ)のようにかみ合わせた形。後期縄文式土器にみられる。

いり‐く・む【入(り)組む】🔗🔉

いり‐く・む【入(り)組む】 [動マ五(四)]物事がさまざまに交じり合って、複雑になる。こみいる。「―・んだ町並み」「―・んだ事情」

いり‐こ【海参・×熬海鼠】🔗🔉

いり‐こ【海参・×熬海鼠】 ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水で煮てから干したもの。ゆでてもどし、あえ物や中国料理に用いる。ほしこ。金海鼠(きんこ)

いり‐こ【×煎り粉・×炒り粉】🔗🔉

いり‐こ【×煎り粉・×炒り粉】 米や大麦を煎って粉にしたもの。菓子の材料にする。

いり‐こ【×熬り子】🔗🔉

いり‐こ【×熬り子】 小さいイワシなどを塩水でゆでて干しあげたもの。だしを取るのに用いる。いりぼし。にぼし。だしじゃこ。

いり‐ごい【×煎り×鯉】‐ごひ🔗🔉

いり‐ごい【×煎り×鯉】‐ごひ 鯉を刺身より厚く切り、酢を少し落とした煎り酒でさっと煮た料理。

いり‐こさく【入(り)小作】🔗🔉

いり‐こさく【入(り)小作】 江戸時代、他村からはいって来て小作をすること。また、その人。入り作。出小作(でこさく)

いり‐ごみ【入り込み】🔗🔉

いり‐ごみ【入り込み】 《「いりこみ」とも》雑多に入りまじること。また、その場所。いれこみ。「吉原土手の―に、惜しや姿を見失ひける」〈浮・御前義経記・四〉混浴。いれこみ。「―に諏訪の涌湯(いでゆ)の夕間暮れ/曲水」〈ひさご〉劇場・寄席などで、多人数の客を一緒に入れる安い席。大衆席。

いり‐こ・む【入(り)込む】🔗🔉

いり‐こ・む【入(り)込む】 [動マ五(四)]無理に押し分けてはいる。また、ひそかに紛れこむ。はいりこむ。「敵陣に―・む」すっかり中にはいる。また、一か所に多くのものがはいって混雑する。「客が―・んでいる」物事の状態が複雑になる。こみいる。いりくむ。「―・んだ事情」

大辞泉 ページ 1126