複数辞典一括検索+

なま‐けやけ・し【生けやけし】🔗🔉

なま‐けやけ・し【生けやけし】 [形ク]なんとなく煩わしい。「―・しとは見給へど」〈源・夕霧〉

なま・ける【怠ける・×懶ける】🔗🔉

なま・ける【怠ける・×懶ける】 [動カ下一]なま・く[カ下二]なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を―・ける」元気がなくなる。力がなくなる。「旅人を乗せたる馬士(まご)―・けたる声にて」〈滑・膝栗毛・初〉なまやさしくなる。鈍くなる。「京の詞は―・けて悪い」〈浄・矢口渡〉

なま‐げんこう【生原稿】‐ゲンカウ🔗🔉

なま‐げんこう【生原稿】‐ゲンカウ 肉筆の原稿。

なま‐こ【海鼠】🔗🔉

なま‐こ【海鼠】 ナマコ綱の棘皮(きよくひ)動物の総称。すべて海産。体は円筒形で前後に細長く、前端に口と触手、後端に肛門があり、皮膚の中に小さな骨片が散在。種類が多く、マナマコは生食のほか、海参(いりこ)・海鼠腸(このわた)に加工する。《季 冬》「尾頭のこころもとなき―哉/去来」製錬した鉄・銅・鉛などを鋳型に流し込んだもの。「海鼠板」「海鼠壁」「海鼠絞り」などの略。

なま‐こい・し【生恋し】‐こひし🔗🔉

なま‐こい・し【生恋し】‐こひし [形シク]なんとなく恋しい。「京さへ―・しき旅のほど」〈大和・附一〉

なまこ‐いた【海鼠板】🔗🔉

なまこ‐いた【海鼠板】 波形をした板。波形のスレート板や亜鉛鉄板。屋根・塀などに使う。波板。

なまごおり‐どうふ【生凍り豆腐】なまごほり‐🔗🔉

なまごおり‐どうふ【生凍り豆腐】なまごほり‐ 豆腐を大きめの賽(さい)の目に切り、寒い野外で一晩凍らせたもの。ぬるま湯で戻し、煮物などにする。

なまこ‐がた【海鼠形】🔗🔉

なまこ‐がた【海鼠形】 海鼠のような形。半円筒形。かまぼこ形。火鉢の縁などの手をかける穴で、海鼠餅(もち)の切り口に似たもの。

なまこ‐かべ【海鼠壁】🔗🔉

なまこ‐かべ【海鼠壁】 四角い平瓦(ひらがわら)を張り、その目地(めじ)に漆喰(しつくい)をかまぼこ形に盛り上げて塗った壁。土蔵などの外壁に用いる。

大辞泉 ページ 11271