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なま‐ごころ【生心】🔗🔉

なま‐ごころ【生心】 なまはんかな風流心。「昔、―ある女ありけり」〈伊勢・一八〉好色な心。「兄一万は―、顔を赤めてさしうつぶき」〈浄・根元曾我〉

なま‐こころぐる・し【生心苦し】🔗🔉

なま‐こころぐる・し【生心苦し】 [形シク]なんとなく心配である。「六条院は―・しう、さまざまおぼし乱る」〈源・若菜上〉

なま‐こざか・し【生小賢し】🔗🔉

なま‐こざか・し【生小賢し】 [形シク]どことなく利口ぶっている。生意気である。「―・しきさかしらの出で来るこそ」〈沙石集・四〉

なまこ‐しっくい【海鼠漆×喰】🔗🔉

なまこ‐しっくい【海鼠漆×喰】 海鼠壁の瓦の継ぎ目を塗り固める漆喰。

なまこ‐しぼり【海鼠絞】🔗🔉

なまこ‐しぼり【海鼠絞】 有松絞をいっそう細かく絞ったもの。根がけなどに用いる。布の形が海鼠に似ているところからいう。

なまこ‐ひき【海×曳き】🔗🔉

なまこ‐ひき【海×曳き】 小正月の行事の一。海鼠を藁苞(わらづと)に入れ、長い縄に結んで屋根の周囲や町中を曳いて歩き、「もぐらもち内にか、なまこどんのお通りだ」などと唱える。もぐらひき。

なま‐ごみ【生×塵】🔗🔉

なま‐ごみ【生×塵】 台所から出る、魚・野菜などのくずや残りかすなど、水けのあるごみ。

なま‐ゴム【生ゴム】🔗🔉

なま‐ゴム【生ゴム】 ゴム植物から採取した乳液(ラテックス)を酸で凝固・乾燥させた原料ゴム。硫黄を加えて弾性ゴムとする。

なま‐ごめ【生米】🔗🔉

なま‐ごめ【生米】 生のままの米。炊(た)いたり煎(い)ったりしていない米。

なまこ‐もち【海×餅】🔗🔉

なまこ‐もち【海×餅】 海鼠形に作った餅。薄く切ってかき餅などにする。

なま‐ごろし【生殺し】🔗🔉

なま‐ごろし【生殺し】 殺す寸前まで痛めつけること。「へびの―」物事を中途半端の状態にして相手を苦しめること。「一線級の選手を―にする」

なま‐コン【生コン】🔗🔉

なま‐コン【生コン】 「生コンクリート」の略。

なま‐コンクリート【生コンクリート】🔗🔉

なま‐コンクリート【生コンクリート】 コンクリート工場からミキサー車などで工事現場に運ばれる、固まっていないコンクリート。生コン。

なま‐さか・し【生賢し】🔗🔉

なま‐さか・し【生賢し】 [形シク]少しばかりかしこい。こざかしい。「―・しき事しいでては悪しかりなん」〈著聞集・九〉

なま‐さかしら【生賢しら】🔗🔉

なま‐さかしら【生賢しら】 ちょっと利口そうに振る舞うこと。「―などする人は」〈かげろふ・上〉

大辞泉 ページ 11272