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初め有らざるなし克(よ)く終わり有る鮮(すくな)し🔗🔉

初め有らざるなし克(よ)く終わり有る鮮(すくな)し 《「詩経」大雅・蕩から》物事をするのに、初めはだれでも計画を立てて一生懸命にやるが、それを最後までやりとげる者は少ない。

始めありて終わりなし🔗🔉

始めありて終わりなし 《「晋書」劉聡載記から》最初は踏むべき道を踏んでいるが、最後まで全うしないこと。すなわち、事を始めたが成就しないこと。小人の志の堅固でないことをいう。

始め有るものは必ず終わり有り🔗🔉

始め有るものは必ず終わり有り 《「揚子法言」君子から》物事には必ず始めと終わりとがある。生あるものは必ず死に、栄えるものはいつか滅びる。

始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子(あかご)泣くとも蓋(ふた)取るな🔗🔉

始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子(あかご)泣くとも蓋(ふた)取るな はじめのうちは火を弱くし、中ごろは火を強め、途中で蓋を取ってはいけない。飯のじょうずな炊き方をいったもの。

始めに言葉ありき🔗🔉

始めに言葉ありき 《新約聖書「ヨハネによる福音書」第一章から》創世は神の言葉(ロゴス)からはじまった。言葉はすなわち神であり、この世界の根源として神が存在するという意。

初めの囁(ささや)き後(のち)のどよめき🔗🔉

初めの囁(ささや)き後(のち)のどよめき 初めはひそかにささやかれるうわさ話も、のちには世間の評判になること。

始めは処女の如(ごと)く後(のち)は脱兎(だつと)の如し🔗🔉

始めは処女の如(ごと)く後(のち)は脱兎(だつと)の如し 《「孫子」九地から》初めはおとなしく弱々しく見せて敵を油断させ、のちには見違えるほどすばやく動いて敵に防御する暇を与えないという兵法のたとえ。

大辞泉 ページ 12034