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はだ‐せ【肌背・膚背】🔗🔉

はだ‐せ【肌背・膚背】 肌。はだえ。「なみなみのことにもあらず天の川さて―をもかくぞ打たまし」〈赤染衛門集〉「肌背馬」の略。「馬の腹帯(はるび)を締めかねて、―に乗って駆くるもあり」〈浄・碁盤太平記〉

はだせ‐うま【肌背馬】🔗🔉

はだせ‐うま【肌背馬】 鞍を置かない馬。はだか馬。「鞍おくべき暇なければ、―にうち乗りて」〈曾我・六〉

はたせる‐かな【果(た)せる×哉】🔗🔉

はたせる‐かな【果(た)せる×哉】 [副]思っていたとおり。案の定。果たして。「―合格した」

はた‐そで【端×袖・××袖】🔗🔉

はた‐そで【端×袖・××袖】(ほう)・狩衣(かりぎぬ)・直垂(ひたたれ)などで、袖幅を広くするため、袖口にもう一幅(ひとの)または半幅つけ加えた袖。

はた‐ぞり【端反り】🔗🔉

はた‐ぞり【端反り】 茶碗・鉢などの口縁が外側に反っているもの。はぞり。

はたた‐がみ【霹靂神】🔗🔉

はたた‐がみ【霹靂神】 《はたたく神の意》激しい雷。《季 夏》「―下りきて屋根の草さわぐ/青邨」

は‐たたき【羽撃き】🔗🔉

は‐たたき【羽撃き】 《「はだたき」とも》はたたくこと。はばたき。「雁が鳴きつつ―をして」〈鴎外・雁〉

はたた・く🔗🔉

はたた・く [動カ五(四)]旗などが風に吹かれてはたはたと鳴る。はためく。「頭上に―・く旗のそよぎを耳にして」〈蘆花・思出の記〉雷が鳴りとどろく。はためく。「水無月の照り、―・くにも障らず来たり」〈竹取〉

は‐たた・く【羽撃く】🔗🔉

は‐たた・く【羽撃く】 [動カ五(四)]鳥が翼を広げて打ち合わす。はばたく。「鳥は憩うが如く見えしが、俄に―・く勢に」〈鴎外訳・即興詩人〉

はたたて‐だい【旗立×鯛】‐だひ🔗🔉

はたたて‐だい【旗立×鯛】‐だひ チョウチョウウオ科の海水魚。全長約二〇センチ。体はほぼ菱形で、白地に幅広い二本の黒色横帯がある。背びれの第四棘(きよく)が長く白い。本州中部以南に分布。

はた‐ち【二十・二歳・×廿】🔗🔉

はた‐ち【二十・二歳・×廿】 二〇歳。「―を迎える」二〇。「比叡の山を―ばかり重ねあげたらむほどして」〈伊勢・九〉

大辞泉 ページ 12080