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あお‐いととんぼ【青糸蜻蛉】あを‐🔗🔉

あお‐いととんぼ【青糸蜻蛉】あを‐ トンボ目アオイトトンボ科のトンボ。湿原に多くみられ、体長三・八センチくらい。金属光沢のある緑色で、白粉を帯びる。イトトンボに似るが、翅(はね)の脈が細かい。

あおい‐どもえ【××巴】あふひどもヱ🔗🔉

あおい‐どもえ【××巴】あふひどもヱ 紋所の名。葵(フタバアオイ)の葉三枚を巴形にかたどったもの。徳川氏の紋。三つ葉葵。

あおいとり【青い鳥】あをいとり🔗🔉

あおいとり【青い鳥】あをいとり 《原題、(フランス)L'Oiseau Bleu》メーテルリンク作の戯曲。一九〇八年初演。翌年刊。チルチルとミチルの兄妹が、幸福の象徴「青い鳥」を妖精に導かれて探し歩き、最後にわが家で見つけるという童話劇。身近にありながら気がつかない幸福。また、希望。「―をさがす」

あおいのうえ【葵の上】あふひのうへ🔗🔉

あおいのうえ【葵の上】あふひのうへ 源氏物語の主人公の一人。光源氏の最初の妻。六条御息所(みやすどころ)の生き霊に苦しめられ、夕霧を出産後、急死。謡曲。四番目物。源氏物語による。世阿弥が古作を書き改めたもの。

あおいはな【青い花】あをいはな🔗🔉

あおいはな【青い花】あをいはな 《原題、(ドイツ)Heinrich von Ofterdingen》ノバーリスの未完の小説。一八〇二年刊。無限へのあこがれの象徴としての青い花を求めて旅をする物語。ドイツロマン派の詩の精神と愛を象徴する語となった。

あおい‐ぼん【×葵盆】あふひ‐🔗🔉

あおい‐ぼん【×葵盆】あふひ‐(かんな)の削り跡を残した板に、薄黄色の漆を塗った盆。

あおい‐まつり【葵祭】あふひ‐🔗🔉

あおい‐まつり【葵祭】あふひ‐賀茂(かも)の祭」に同じ。《季 夏》「桐の花―はあすとかや/碧梧桐」

あお‐いろ【青色】あを‐🔗🔉

あお‐いろ【青色】あを‐ 青系統の色。青い色。装束の色の名。染め色では、紫根(しこん)と刈安(かりやす)を染料として染めた灰色がかった黄緑色。織り色では、縦糸を青、横糸を黄として織った色をいう。青白橡(あおしろつるばみ)。麹塵(きくじん)。山鳩(やまばと)色。「青色の袍(ほう)」の略。

大辞泉 ページ 122