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ウィルヘルム‐テル【Wilhelm Tell】🔗🔉

ウィルヘルム‐テル【Wilhelm Tell】 伝説化されたスイスの英雄。一四世紀初めごろ、スイス独立運動に活躍。弓の名人で、愛児の頭上のリンゴを弓で射た話は有名。ウィリアム=テル。《原題、(ドイツ)Wilhelm Tell》シラー作の戯曲。一八〇四年初演。の伝説による。《原題、(フランス)Guillaume Tell》ロッシーニ作曲のオペラ。全四幕。一八二九年、パリで初演。に基づく。序曲が有名。

ウィルヘルム‐マイスター【Wilhelm Meister】🔗🔉

ウィルヘルム‐マイスター【Wilhelm Meister】 ゲーテの長編小説。「修業時代」(一七九六年成立)と「遍歴時代」(一八二九年成立)の二部から成る。ドイツ教養小説の代表作。

ウィレム【Willem】🔗🔉

ウィレム【Willem】一五三三〜一五八四]ネーデルランド連邦共和国初代総督。在位一五七九〜八四。スペインに対するオランダ独立戦争の指導者。デルフトで暗殺された。沈黙公。オラニエ公。

うい‐ろう【外郎】‐ラウ🔗🔉

うい‐ろう【外郎】‐ラウ 《「うい(外)」は唐音》江戸時代、小田原名産の去痰(きよたん)の丸薬。元(げん)の礼部(れいほう)員外郎(いんがいろう)陳宗敬が日本に帰化し、博多で創製。その子孫が京都西洞院(にしのとういん)に住んで透頂香(とうちんこう)と称して売り出し、のち小田原に伝わったもの。ういろうぐすり。米の粉に黒砂糖などをまぜて蒸した菓子。名古屋・山口・小田原などの名物。ういろうもち。「外郎売り」の略。

ういろう‐うり【外郎売り】ウイラウ‐🔗🔉

ういろう‐うり【外郎売り】ウイラウ‐ 外郎を売り歩く商人。歌舞伎十八番の一。享保三年(一七一八)江戸森田座の「若緑勢曾我(わかみどりいきおいそが)」で二世市川団十郎が初演。外郎売りが妙薬の由来や効能を雄弁に述べるもので、のち「助六」に吸収された。

大辞泉 ページ 1245