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ひと‐の‐くち【人の口】🔗🔉

ひと‐の‐くち【人の口】 人々の言うこと。衆人のうわさ。世間の評判。「―にのぼる」

人の口には戸が立てられない🔗🔉

人の口には戸が立てられない 世間のうわさや評判は止めることはできない。

ひと‐の‐くに【人の国】🔗🔉

ひと‐の‐くに【人の国】 人国(ひとくに)」に同じ。「―よりおこせたる文の、物なき」〈枕・二五〉人国」に同じ。「―にありけむ香の煙ぞ、いと得まほしくおぼさるる」〈源・総角〉

ひと‐の‐こ【人の子】🔗🔉

ひと‐の‐こ【人の子】 親から生まれた子としての人。人の親。人として生まれた者。人間。「あの悪人もやはり―だった」子孫。「―は祖(おや)の名絶たず大君にまつろふものと」〈万・四〇九四〉

ひと‐のし【一伸し】🔗🔉

ひと‐のし【一伸し】 一度にのばすこと。また、一気にのびること。一気に行うこと。「これから―に瀬戸橋までやっつけよう」〈伎・青砥稿〉

ひと‐の‐ひ【人の日】🔗🔉

ひと‐の‐ひ【人の日】 《「人日(じんじつ)」を訓読みにした語》陰暦正月七日の異称。《季 新年》

ひと‐のみ【一飲み・一×呑み】🔗🔉

ひと‐のみ【一飲み・一×呑み】 一口でのみ込むこと。「缶ジュースを―にする」相手を圧倒して問題にしないこと。「対戦相手を―にする」

ひと‐の‐よ【人の代・人の世】🔗🔉

ひと‐の‐よ【人の代・人の世】 人間の世界。世の中。神代に対して、神武天皇以後の人皇(にんのう)の時代。「―となりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける」〈古今・仮名序〉

ひと‐の‐わざ【人の業】🔗🔉

ひと‐の‐わざ【人の業】 死者の追善のための仏事。法事。「下つ出雲寺に―しける日」〈古今・恋二・詞書〉

ひと‐は【一葉】🔗🔉

ひと‐は【一葉】 一枚の葉。いちよう。俳諧では、特に桐の葉をいう。《季 秋》「今朝見れば淋しかりし夜の間の―かな/古白」→桐一葉一艘(そう)の小舟。「―づつ岸を離れる柳橋」〈柳多留・四〉

ひとは‐ぐさ【一葉草】🔗🔉

ひとは‐ぐさ【一葉草】 キリの別名。スミレの別名。アシの別名。

ひと‐はこ【一箱】🔗🔉

ひと‐はこ【一箱】 一つの箱。一ケース。江戸時代、金一〇〇〇両または銀一〇貫目の称。

ひと‐はし【一端】🔗🔉

ひと‐はし【一端】 一方の端。片端。いったん。事柄の一部分。「言葉の― ―にその時代おくれなことを自白していた」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉

大辞泉 ページ 12688