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ひのさけ【樋の酒】🔗🔉

ひのさけ【樋の酒】 狂言。主人が太郎冠者には米蔵、次郎冠者には酒蔵を離れないで番をするように言って出かけるが、二人は蔵と蔵との間に樋を掛け渡して酒を流し、酒宴を始める。

ひ‐のし【火熨斗】🔗🔉

ひ‐のし【火熨斗】 布地のしわを伸ばすための道具。底の平らな金属製の器に木の柄をつけたもの。中に炭火を入れて熱し、布地にあてる。

ひのし‐ずり【火熨×摺り】🔗🔉

ひのし‐ずり【火熨×摺り】 火熨斗をかけそこなって、布をいためること。また、その布の部分。「―をでかしたことが、こごとの度に出るだ」〈滑・浮世風呂・二〉

ひ‐の‐した【日の下】🔗🔉

ひ‐の‐した【日の下】 天下。世界。あめのした。「あら愚かや忠信は、―において隠れましまさず」〈謡・摂待〉

ひのした‐かいざん【日の下開山】🔗🔉

ひのした‐かいざん【日の下開山】 《「ひのしたかいさん」とも》相撲・武芸などで、天下無双の強豪のこと。普通は横綱の異称。

ひの‐しょうにん【日野商人】‐シヤウニン🔗🔉

ひの‐しょうにん【日野商人】‐シヤウニン 滋賀県蒲生(がもう)郡日野町から各地に行商に出た近江(おうみ)商人。室町末期から江戸時代に発展、主に椀(わん)・蚊帳(かや)を商った。

ひの‐すけとも【日野資朝】🔗🔉

ひの‐すけとも【日野資朝】一二九〇〜一三三二]鎌倉末期の公卿。後醍醐天皇に登用され、日野俊基らと討幕計画を進めたが、六波羅探題に探知されて、佐渡に配流(正中の変)。のち、佐渡で斬られた。

ひの‐そうじょう【日野草城】‐サウジヤウ🔗🔉

ひの‐そうじょう【日野草城】‐サウジヤウ一九〇一〜一九五六]俳人。東京の生まれ。本名、克修(よしのぶ)。新興俳句運動の中心として無季を主張、連作を実践した。句集「花氷」「青芝」など。

ひ‐の‐そうぞく【昼の装束】‐サウゾク🔗🔉

ひ‐の‐そうぞく【昼の装束】‐サウゾク 束帯をつけること。また、その姿。束帯姿。宿直(とのい)装束に対していう。ひのよそい。

ひ‐の‐たたし【日の縦】🔗🔉

ひ‐の‐たたし【日の縦】 東西。「東西を以て―とし南北を日横(ひのよこし)とす」〈成務紀〉

ひ‐の‐たて【日の経】🔗🔉

ひ‐の‐たて【日の経】 東。東の方向。「大和の青香具山は―の大き御門(みかど)に」〈万・五二〉

ひ‐の‐たま【火の玉】🔗🔉

ひ‐の‐たま【火の玉】 球状の火のかたまり。特に、夜、墓地などで空中を飛ぶという火のかたまり。鬼火。人魂(ひとだま)激しく闘志を燃やすようすなどをたとえていう語。「―となって戦う」

大辞泉 ページ 12719