複数辞典一括検索+

ひらき‐ど【開き戸】🔗🔉

ひらき‐ど【開き戸】 蝶番(ちようつがい)・枢(とぼそ)などを軸として前後に開閉する戸。片開き戸・両開き戸・観音開き戸などがある。

ひらき‐なお・る【開き直る】‐なほる🔗🔉

ひらき‐なお・る【開き直る】‐なほる [動ラ五(四)]態度を改め、まじめに応対する。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。「―・って謝ってはどうか」「―・って言いたいことを言う」

ひら‐ぎぬ【平絹】🔗🔉

ひら‐ぎぬ【平絹】 平織りの絹織物。薄地で、和服の裏地などに用いられる。へいけん。

ひらき‐ばしら【開き柱・平×葱柱・葱台】🔗🔉

ひらき‐ばしら【開き柱・平×葱柱・葱台】 橋の両端の欄干にある擬宝珠(ぎぼし)のついた柱。

ひらき‐ふう【開き封】🔗🔉

ひらき‐ふう【開き封】かいふう(開封)」に同じ。

ひらき‐ぶみ【開き文】🔗🔉

ひらき‐ぶみ【開き文】 封をしていない書状。紋所の名。結び文の開いたさまをかたどったもの。

ひらき‐まめ【開き豆】🔗🔉

ひらき‐まめ【開き豆】 ゆでた大豆。開運の縁起を祝うために正月の祝膳に加える。《季 新年》

ひら‐きん【平金】🔗🔉

ひら‐きん【平金】 切り箔(はく)の一。金箔を鳥の子紙に漆ではり、紙の縦の方向に細く切ったもの。金襴(きんらん)などの紋織物の緯糸(ぬきいと)に用いる。

ひら‐ぎん【平銀】🔗🔉

ひら‐ぎん【平銀】 切り箔(はく)の一。銀箔を平金(ひらきん)のように作ったもの。

ひら‐く【平句】🔗🔉

ひら‐く【平句】 連歌・連句で、発句・脇・第三・挙句(あげく)以外の句。

ひら・く【開く】🔗🔉

ひら・く【開く】 [動カ五(四)]閉じふさがっていたものがあけ広げられる。あいた状態になる。「戸が―・く」「傷口が―・く」花が咲く。「梅の花が―・く」物事が始まる。業務が始まる。「店が―・く」二者の間に差ができる。隔たり・差が大きくなる。「値が―・く」「点数が―・く」わだかまりがなくなる。「心が―・く」力のためがなく、姿勢の向きがすぐ変わる。「からだが早く―・くので打球がファウルになりやすい」《投票箱を開くところから》開票が始まる。閉じふさがっていたものをあけ広げる。「窓を―・く」(「披く」「展く」とも書く)畳んであるもの、閉じてあるものなどを広げる。「本を―・く」物事を始める。業務を始める。また、金融機関に口座を設ける。「幕府を―・く」「店を―・く」「口座を―・く」(「拓く」とも書く)未開拓の場所・土地などに手を入れて利用できるようにする。開拓する。開墾する。「山林を―・く」あけて道をつくる。道をゆずる。「血路を―・く」「後進に道を―・く」よい方へ向くように努める。「自分で運を―・く」隔たり・差を大きくする。「差を―・く」「後続ランナーとの距離を次第に―・く」わだかまりなどを取り去る。包み隠してあるものをなくす。「胸襟を―・く」身をかわす。「右に体を―・いて投げを打つ」(「啓く」とも書く)知識を授ける。啓発する。「蒙(もう)を―・く」会などを催す。「展示会を―・く」数学で、平方根・立方根を求める。また、括弧(かつこ)付きの式を括弧のない形に変える。原稿の、文章中の漢字をかなに書きなおす。「かなに―・く」忌み詞で、終わる、逃げる。「急ぎいづ方へも御―・き候ふべし」〈古活字本保元・中〉盛んにする。「楽しみを春の花の前に―・き」〈古活字本平治・中〉疑わしいことを解明する。「不審を―・かんために」〈太平記・二五〉→明(あ)ける[用法] [可能]ひらける[動カ下二]「ひらける」の文語形。 [下接句]肝胆を披(ひら)く・胸襟を開く・襟(きん)を披(ひら)く・口を開く・心を開く・枯木(こぼく)に華(はな)開く・小間物屋を開く・愁眉(しゆうび)を開く・叩(たた)けよさらば開かれん・鉢を托(ひら)く・兵端を開く・眉を開く・目を開く・蒙(もう)を啓(ひら)く・門戸を開く

大辞泉 ページ 12834