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ひらど【平戸】🔗🔉

ひらど【平戸】 長崎県北部の市。平戸島・度(たく)島などからなる。もと松浦氏の城下町で、古くから中国大陸との交易の根拠地。鎖国まではオランダ・イギリスなどとの貿易港として栄えた。人口二・六万。

ひら‐とじ【平×綴じ】‐とぢ🔗🔉

ひら‐とじ【平×綴じ】‐とぢ 製本で、折丁を重ね、背の近くを表面から裏面の方向へ針金で綴じる方法。

ひら‐どま【平土間】🔗🔉

ひら‐どま【平土間】 歌舞伎劇場で、一階正面の枡(ます)で仕切られた観客席。高土間ができてから、従来の土間と区別するためにできた称。土間。ひらば。

ひらど‐やき【平戸焼】🔗🔉

ひらど‐やき【平戸焼】 長崎県佐世保市三川内(みかわち)から産する磁器。慶長三年(一五九八)藩主松浦氏に従って朝鮮から渡来した巨関が始めた中野焼が起源。白磁の染め付け・色絵などで有名。三川内焼。

ひら‐なつめ【平×棗】🔗🔉

ひら‐なつめ【平×棗】 茶器の棗の一。扁平な形で、直径が高さの約二倍あるもの。

ひら‐なべ【平×鍋】🔗🔉

ひら‐なべ【平×鍋】 底の浅い平たい鍋。

ひら‐に【平に】🔗🔉

ひら‐に【平に】 [副]相手に懇願するさま。なにとぞ。どうか。「―御容赦を願います」事の実行・成立がたやすいさま。容易に。「直実だにも―渡りつく事難かるべし」〈盛衰記・三五〉ひたすら。いちずに。「新大納言成親卿も―申されけり」〈平家・一〉

ピラニア【ポルトガルpiranha】🔗🔉

ピラニア【ポルトガルpiranha】 《歯のある魚の意》カラシン科の一群の淡水魚。全長二五〜三五センチ。体は卵円形で側扁する。アマゾン水系をはじめ南米熱帯の河川に生息。強く鋭い歯をもち、川を渡る馬や人までも群れをなして襲う。観賞用にもされる。

ひら‐にわ【平庭】‐には🔗🔉

ひら‐にわ【平庭】‐には 海景を主とし、築山などがなく、平坦(へいたん)に仕上げた日本庭園。

ひら‐ぬい【平縫い・平×繍】‐ぬひ🔗🔉

ひら‐ぬい【平縫い・平×繍】‐ぬひ 日本刺繍(ししゆう)で、糸と糸との間隔をあけずに縫い埋める刺し方。

ひらぬま【平沼】🔗🔉

ひらぬま【平沼】 姓氏の一。

ひらぬま‐きいちろう【平沼騏一郎】‐キイチラウ🔗🔉

ひらぬま‐きいちろう【平沼騏一郎】‐キイチラウ一八六七〜一九五二]政治家。岡山の生まれ。検事総長・大審院長・法相・貴族院議員・枢密顧問官を経て、昭和一四年(一九三九)首相に就任。その間、国家主義団体「国本社」を主宰。第二次大戦後、A級戦犯として終身禁固刑に処せられ、獄中で病死。

大辞泉 ページ 12842