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ふ【×賻】🔗⭐🔉
ふ【×賻】
死者を弔って、その遺族に贈る金品。律令制では、位階によって額が決まっていた。賻物(ふもつ)。
ふ【譜】🔗⭐🔉
ふ【譜】
音楽の曲節を符号で書き表したもの。楽譜。曲譜。「―を読む」
物事を順序に従って系統だてて書き表したもの。系譜・系図の類をいう。
「棋譜」の略。
音楽の曲節を符号で書き表したもの。楽譜。曲譜。「―を読む」
物事を順序に従って系統だてて書き表したもの。系譜・系図の類をいう。
「棋譜」の略。
ふ【△干・△乾】🔗⭐🔉
ふ【△干・△乾】
[動ハ上二]《上代語》「ひ(干)る」に同じ。「妹が見し楝(あふち)の花は散りぬべしわが泣く涙いまだひなくに」〈万・七九八〉◆上代では、未然形・連用形に乙類の仮名が用いられているので、上二段活用であったと考えられる。平安時代以降は上一段化する。
ふ【△経】🔗⭐🔉
ふ【△経】
[動ハ下二]「へ(経)る」の文語形。
ふ【×綜】🔗⭐🔉
ふ【×綜】
[動ハ下二]「へ(綜)る」の文語形。
ふ🔗⭐🔉
ふ
[助動][は|ひ|ふ|ふ|へ|(へ)]動詞の未然形に付く。動作・作用の反復・継続を表す。ずっと…しつづける。よく…している。しきりに…している。「つれもなき佐田(さだ)の岡辺(をかへ)に帰り居(ゐ)ば島の御橋(みはし)に誰(たれ)か住まはむ」〈万・一八七〉◆「ふ」は奈良時代特有の語で、まれに下二段活用として用いられる。また、主にラ行動詞に付くときは、「移ろふ」「誇ろふ」のように未然形語尾のア列音がオ列音に変わることがある。平安時代以降「移ろふ」「交じらふ」など特定の動詞に付き、接尾語化した。
ふ【不】🔗⭐🔉
ふ【不】
〔接頭〕名詞または形容動詞の語幹に付いて、それを打ち消し、否定する意を表す。
…でない、…しない、などの意を添える。「―必要」「―一致」「―確か」「―行き届き」
…がない、…がわるい、…がよくない、などの意を添える。「―人情」「―景気」「―出来」「―手際」
…でない、…しない、などの意を添える。「―必要」「―一致」「―確か」「―行き届き」
…がない、…がわるい、…がよくない、などの意を添える。「―人情」「―景気」「―出来」「―手際」
ふ🔗⭐🔉
ふ
〔接尾〕動詞の未然形の下に付いて四段活用動詞をつくる。もと、上代に用いられた反復・継続の意を表す助動詞「ふ」で、平安時代以降、特定の動詞にしか付かなくなり、接尾語化したもの。その特徴的な意味も失われている。「語らふ」「住まふ」「慣らふ」「はからふ」「向かふ」「呼ばふ」など。◆
現代語でも、「住まう」「語らう」などの「う」にその痕跡が見られる。
「流らふ」「伝たふ」「寄そふ」など、下二段活用動詞「流る」「伝(つ)つ」「寄す」に付いた「ふ」があり、これらは下二段型活用である。
現代語でも、「住まう」「語らう」などの「う」にその痕跡が見られる。
「流らふ」「伝たふ」「寄そふ」など、下二段活用動詞「流る」「伝(つ)つ」「寄す」に付いた「ふ」があり、これらは下二段型活用である。
大辞泉 ページ 12902。