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ぶ【分】🔗🔉

ぶ【分】 どちらに傾くかの度合い。自分のほうに有利になる度合い。「対戦成績では―が悪い」利益の度合い。「―のいい商売」平らなものの厚さの度合い。「―の厚い本」音楽で、全音符の長さを等分に分けること。「四―音符」全体を一〇等分したもの。一〇分の一相当の量。「工事は九―どおり完成した」「三―咲きの桜」単位の名。割合・利率で、一割の一〇分の一。全体の一〇〇分の一。「打率二割三―」尺貫法で、一寸の一〇分の一。尺貫法で、一匁の一〇分の一。温度で、一度の一〇分の一。体温にいう。「七度八―の熱が出た」江戸時代の通貨で、銭一文の一〇分の一、または金一両の四分の一。足袋などの大きさで、一文(もん)の一〇分の一。「一〇文三―」

ぶ【夫】🔗🔉

ぶ【夫】 公事などのために徴発された人夫。夫役(ぶやく)に従う人夫。「この御堂の―をしきりに召す事こそ」〈大鏡・道長上〉(「歩」とも書く)雑兵。「かたちをやつし―になり」〈太平記・一〇〉

ぶ【武】🔗🔉

ぶ【武】 戦いに関するわざ・力。武芸。兵法。戦力。兵力。「―を尚(たつと)ぶ」文。勇ましいこと。武勇。「―を高く振るひ」〈浮・伝来記・七〉

ぶ【歩】🔗🔉

ぶ【歩】 土地の面積の単位。普通は六尺四方をいい、約三・三平方メートル。坪(つぼ)長さの単位。一歩は六尺で、約一・八メートル。町・段などの下に付けて、端数のないことを示す。「五段―の畑」《「分(ぶ)」から転じて》元金に対する利息の百分比。歩合。また、金利。特に、貸し借りの金利息。「借銀の―を取り」〈浮・新永代蔵〉(ぶ)

ぶ【部】🔗🔉

ぶ【部】 [名]物事をいくつかに区分した、その一区分。「昼の―」「上(じよう)の―」著作などをいくつかに区分した、その一区分。「春の―」「三―作」官庁や会社などの業務組織の区分の一。一般に「課」の上。「新設の―」「総務―」会社や学校などで、同好の者が作るスポーツや文化関係の団体。クラブ。「サッカー―」〔接尾〕助数詞。書物や新聞などを数えるのに用いる。分冊のものは一揃いで一部とする。「五〇〇―印刷する」「一―五冊からなる」

大辞泉 ページ 12903