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ふう‐らい【風来】🔗🔉

ふう‐らい【風来】 風に吹き寄せられたように、どこからともなくやって来ること。また、その人。「案内者などのやっかいにならない―の田舎者」〈寅彦・案内者〉遊里で、初めての客。初会の客。「お茶屋もない―のお客に」〈人・籬の梅・四〉

ふうらい‐さんじん【風来山人】🔗🔉

ふうらい‐さんじん【風来山人】 平賀源内(ひらがげんない)

ふうらい‐じん【風来人】🔗🔉

ふうらい‐じん【風来人】風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「やあやあ、うぬはいづくの―」〈浄・国性爺〉

ふうらい‐ぼう【風来坊】‐バウ🔗🔉

ふうらい‐ぼう【風来坊】‐バウ どこからともなくやって来る人。また、身元が知れず、一つ所にとどまらない人。風来人。風来者。

ふうらい‐もの【風来者】🔗🔉

ふうらい‐もの【風来者】風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「よしなや身を―になし、諸親類に見限らるる」〈浮・新永代蔵〉

ふうらいろくぶしゅう【風来六部集】フウライロクブシフ🔗🔉

ふうらいろくぶしゅう【風来六部集】フウライロクブシフ 江戸後期の狂文集。二巻。風来山人(平賀源内)作。安永九年(一七八〇)刊。既刊の「放屁論」など六部を収める。

ふう‐らん【風×蘭】🔗🔉

ふう‐らん【風×蘭】 ラン科の常緑多年草。暖地の古木に着生。葉は広線形で厚く、反っている。夏、花茎を出し、湾曲する距(きよ)をもつ白い花を数個開く。観賞用に栽培もされる。富貴蘭(ふうきらん)。《季 夏》

プーランク【Francis Poulenc】🔗🔉

プーランク【Francis Poulenc】一八九九〜一九六三]フランスの作曲家。フランスの伝統に立脚した音楽を創出。オペラ「テレシアスの乳房」など。

プーリー【pulley】🔗🔉

プーリー【pulley】 滑車。ベルト車。調べ車。

フーリエ【Fourier】🔗🔉

フーリエ【Fourier】 (Jean Baptiste Joseph 〜)[一七六八〜一八三〇]フランスの数学者・物理学者。熱伝導の理論的研究を行い、それに用いたフーリエ級数は解析学に大きく貢献した。著「熱の解析的理論」(Franois Marie Charles 〜)[一七七二〜一八三七]フランスの思想家。フランス革命の自由・平等・友愛の原理の社会的実現を望み、農業を主とする協同組合社会の建設を主張。著「家庭的農業的共同社会論」など。

大辞泉 ページ 12955