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ふだ‐つき【札付き】🔗⭐🔉
ふだ‐つき【札付き】
札がついていること。特に、商品に正札がついていること。また、そのもの。
定評のあること。特に、悪い評判が定着していること。また、その人。「―の悪党」


ふたつ‐ぎぬ【二つ△衣】🔗⭐🔉
ふたつ‐ぎぬ【二つ△衣】
袿(うちき)を二枚重ねたもの。ふたつおんぞ。
ふたつ‐ぐし【二つ×櫛】🔗⭐🔉
ふたつ‐ぐし【二つ×櫛】
髷(まげ)の前に二枚一対の櫛をさすこと。また、その櫛。江戸時代、遊女やはで好みの女性の間で流行した。二枚櫛。
ふたつ‐ぐり【二つ繰り】🔗⭐🔉
ふたつ‐ぐり【二つ繰り】
下駄や草履で、鼻緒を二本束ねてすげてあるもの。
ふたつ‐しろ【二つ白】🔗⭐🔉
ふたつ‐しろ【二つ白】
「にはく(二白)」に同じ。
ふたつちょうちょうくるわにっき【双蝶々曲輪日記】ふたつテフテフくるわニツキ🔗⭐🔉
ふたつちょうちょうくるわにっき【双蝶々曲輪日記】ふたつテフテフくるわニツキ
浄瑠璃。世話物。九段。竹田出雲・三好松洛・並木千柳(宗輔(そうすけ))らの合作。寛延二年(一七四九)大坂竹本座初演。吾妻と与五郎の情話を背景に、相撲取りの濡髪長五郎と放駒長吉の達引(たてひき)、義理人情の世界を描いたもの。
ふたつ‐どうぐ【二つ道具】‐ダウグ🔗⭐🔉
ふたつ‐どうぐ【二つ道具】‐ダウグ
江戸時代、大名行列の先頭などに立てた二本一対の槍。二本道具。
ふたつ‐どもえ【二つ×巴】‐どもヱ🔗⭐🔉
ふたつ‐どもえ【二つ×巴】‐どもヱ
紋所の名。巴の渦を二つ組み合わせたもの。
ふたつ‐どり【二つ取り】🔗⭐🔉
ふたつ‐どり【二つ取り】
二つのうちから一つを選び取ること。「わたしなら―は伴内さ」〈滑・浮世風呂・二〉
ふたつ‐な・し【二つ無し】🔗⭐🔉
ふたつ‐な・し【二つ無し】
[形ク]
一つしかない。「―・き恋をしすれば常の帯を三重結ぶべく我(あ)が身はなりぬ」〈万・三二七三〉
並ぶものがない。この上ない。「喜ぶこと―・し」〈土佐〉
もっともである。「汝が云ふ所―・し」〈今昔・五・二四〉



ふたつ‐の‐うみ【二つの海】🔗⭐🔉
ふたつ‐の‐うみ【二つの海】
生と死のある苦しい現世。「生き死にの―を厭はしみ潮干の山を偲ひつるかも」〈万・三八四九〉
ふたつ‐の‐みち【二つの道】🔗⭐🔉
ふたつ‐の‐みち【二つの道】
忠と孝の道。「とにかくに―を思ふこそ世につかふるも苦しかりけり」〈続後拾遺・雑中〉
《白居易「秦中吟」議婚から》豊家の女の行いと、貧家の女の行い。「わが―歌ふを聴け」〈源・帚木〉


大辞泉 ページ 13134。