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ふとく‐ようりょう【不得要領】‐エウリヤウ🔗🔉

ふとく‐ようりょう【不得要領】‐エウリヤウ [名・形動]要領を得ないこと。要点がはっきりしないこと。また、そのさま。「―な返事」

ふところ【懐】🔗🔉

ふところ【懐】 衣服を着たときの、胸のあたりの内側の部分。懐中。「受け取った金を―にしまう」前に出した両腕と胸とで囲まれる空間。「横綱の―に入り込む」周りを山などに囲まれた奥深い場所。「山の―を切り開く」外界から隔てられた安心できる場所。「親の―で不自由なく育つ」「大自然の―に抱かれる」物の内部。内幕。「敵の―に飛び込む」持っている金。所持金。「他人の―をあてにする」「―と相談する」胸の内の考え。胸中。「―を見透かす」

懐が暖か・い🔗🔉

懐が暖か・い 持ち合わせの金がたくさんある。「思わぬボーナスで―・い」

懐が寂し・い🔗🔉

懐が寂し・い懐が寒い」に同じ。「給料日前で―・い」

懐が寒・い🔗🔉

懐が寒・い 所持金が少ない。懐が寂しい。「借金を返したら―・くなった」

懐が深・い🔗🔉

懐が深・い 相撲で、腕と胸のつくる空間が大きく、相手になかなか回しを取らせない。心が広く、包容力がある。「―・い人物」

懐にする🔗🔉

懐にする 懐に入れて持つ。また、自分のものにする。「大金を―して出かける」

懐を暖・める🔗🔉

懐を暖・める懐を肥やす」に同じ。「立場を利用して―・める」

懐を痛・める🔗🔉

懐を痛・める 自分の金を使う。身銭を切る。「―・めてまで見ず知らずの他人に施しをする」

懐を肥や・す🔗🔉

懐を肥や・す 不当の利益を得る。私腹を肥やす。懐を暖める。「裏取引の口利きをして―・す」

ふところ‐がたな【懐刀】🔗🔉

ふところ‐がたな【懐刀】 懐中に所持する護身用の小さい刀。懐剣(かいけん)腹心の部下。「社長の―」

ふところ‐がみ【懐紙】🔗🔉

ふところ‐がみ【懐紙】 たたんで懐に入れておく紙。ちり紙にしたり、詩歌などを書いたりする。畳紙(たとうがみ)。かいし。

ふところ‐かんじょう【懐勘定】‐カンヂヤウ🔗🔉

ふところ‐かんじょう【懐勘定】‐カンヂヤウ 所持金や費用などを頭の中で勘定すること。胸算用。

ふところ‐ぐあい【懐具合】‐ぐあひ🔗🔉

ふところ‐ぐあい【懐具合】‐ぐあひ 所持金の額や金回りの状態。懐都合。「―がいい」

大辞泉 ページ 13199