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ふな‐かざり【船飾り】🔗🔉

ふな‐かざり【船飾り】 船を幟(のぼり)・旗などで飾ること。また、その飾り。船を装備して出帆の用意をすること。「八十国(やそくに)は難波に集ひ―我(あ)がせむ日ろを見も人もがも」〈万・四三二九〉

ふな‐かじ【船火事】‐クワジ🔗🔉

ふな‐かじ【船火事】‐クワジ 船で発生する火災。

ふな‐かた【船方】🔗🔉

ふな‐かた【船方】 船に乗って働く人。船乗り。

ふな‐がた【船形・舟形】🔗🔉

ふな‐がた【船形・舟形】 船の形。また、船の形を模したもの。「―の花器」

ふながた‐こうはい【舟形光背】‐クワウハイ🔗🔉

ふながた‐こうはい【舟形光背】‐クワウハイ 仏像の光背で、船首を上にして舟を縦に立てた形に似るもの。舟後光(ふなごこう)

ふながた‐せっかん【舟形石棺】‐セキクワン🔗🔉

ふながた‐せっかん【舟形石棺】‐セキクワン 古墳時代の石棺の一種。石をくりぬいて作ったもので身と蓋(ふた)とから成り、形が和船に似る。運搬のための縄かけの突起を備える。

ふながた‐もっかん【舟形木棺】‐モククワン🔗🔉

ふながた‐もっかん【舟形木棺】‐モククワン 古墳時代の木棺の一種。丸太を縦に二つに割って中をくり抜いて作り、身と蓋(ふた)とからなる。身の両端を削り、舟の形に似るところからの名。

ふな‐ぎ【船木】🔗🔉

ふな‐ぎ【船木】 船をつくるための材木。船材。「とぶさ立て足柄山に―伐(き)り」〈万・三九一〉

ふな‐ぎお・う【船競ふ】‐ぎほふ🔗🔉

ふな‐ぎお・う【船競ふ】‐ぎほふ [動ハ四]船をこぎきそう。「船並(な)めて朝川渡り―・ひ夕川渡る」〈万・三六〉

ふな‐ぎみ【船君】🔗🔉

ふな‐ぎみ【船君】 船長(ふなおさ)船旅の長である人。「―なる人、波を見て」〈土佐〉

ふな‐ぐ【船具】🔗🔉

ふな‐ぐ【船具】 船に用いる器具。舵(かじ)・櫂(かい)・帆柱・碇(いかり)・綱など。船具足。せんぐ。

ふなくい‐むし【船食虫】ふなくひ‐🔗🔉

ふなくい‐むし【船食虫】ふなくひ‐ フナクイムシ科の二枚貝。体は細長く、三〇センチ以上にもなる。石灰質を分泌して管を作り、その中に入っている。貝殻は退化して小さく、体の前部につき、表面にあるやすり目状の肋(ろく)で、木造船や海中の木材に穴をあけてすむ。

ふな‐ぐら【船蔵・船倉・船庫】🔗🔉

ふな‐ぐら【船蔵・船倉・船庫】 船を納めておく倉庫。船小屋。船倉(せんそう)」に同じ。

ふな‐くら・ぶ【船競ぶ】🔗🔉

ふな‐くら・ぶ【船競ぶ】 [動バ下二]「ふなぎおう」に同じ。「船並べ朝河渡り―・ベ夕河渡り」〈拾遺・雑下〉

大辞泉 ページ 13206