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ふゆくさ‐の【冬草の】🔗🔉

ふゆくさ‐の【冬草の】 〔枕〕冬草の枯れる意から「離(か)る」にかかる。「―離(か)れにし人は訪れもせず」〈古今・冬〉

ふゆ‐げ【冬毛】🔗🔉

ふゆ‐げ【冬毛】 鳥獣の、秋に抜けかわった柔らかい毛。夏毛。

ふゆ‐げしょう【冬化粧】‐ゲシヤウ🔗🔉

ふゆ‐げしょう【冬化粧】‐ゲシヤウ [名]スル雪が降り積もって、まるで化粧でもしたように真っ白になり、いかにも冬らしくなること。「山野が―する」

ふゆ‐ご【冬子・冬×仔】🔗🔉

ふゆ‐ご【冬子・冬×仔】 冬に生まれた動物の子。

ふゆ‐ごし【冬越し】🔗🔉

ふゆ‐ごし【冬越し】 [名]スル冬を越すこと。越冬。

ふゆ‐こだち【冬木立】🔗🔉

ふゆ‐こだち【冬木立】 冬の落葉した木々。《季 冬》「斧(おの)入れて香におどろくや―/蕪村」

ふゆ‐ごもり【冬×籠もり】🔗🔉

ふゆ‐ごもり【冬×籠もり】 《古くは「ふゆこもり」》[名]スル人や動物が、冬の寒い間、家・巣・土の中などにこもって過ごすこと。《季 冬》「―またよりそはん此(こ)の柱/芭蕉」〔枕〕冬ごもりした草木が春になり芽をふく意から、「春」「張る」にかかる。「―春さり来れば」〈万・一六〉

ふゆ‐ごろも【冬衣】🔗🔉

ふゆ‐ごろも【冬衣】 冬に着る衣服。

ふゆ‐さく【冬作】🔗🔉

ふゆ‐さく【冬作】 冬の間に生育し、春から初夏にかけて収穫する作物。麦・アブラナなど。冬作物。

ふゆ‐ざれ【冬ざれ】🔗🔉

ふゆ‐ざれ【冬ざれ】 草木が枯れはてて寂しい冬の風物のようす。また、そのような冬の季節。「―の野」《季 冬》「―や小鳥のあさる韮畠(にらばたけ)/蕪村」

ふゆ‐ざんしょう【冬山×椒】‐ザンセウ🔗🔉

ふゆ‐ざんしょう【冬山×椒】‐ザンセウ ミカン科の常緑低木。関西以西の山野に自生。枝にとげがあり、葉は羽状複葉。雌雄異株。夏、淡黄色の小花を総状につける。実は赤い。《季 冬》

ふゆ‐じたく【冬支度】🔗🔉

ふゆ‐じたく【冬支度】 [名]スル冬を迎える準備をすること。特に、衣類や暖房器具など。《季 秋》

ふゆ‐しょうぐん【冬将軍】‐シヤウグン🔗🔉

ふゆ‐しょうぐん【冬将軍】‐シヤウグン 《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「―の訪れ」《季 冬》

フュステル‐ド‐クーランジュ【Numa Denis Fustel de Coulanges】🔗🔉

フュステル‐ド‐クーランジュ【Numa Denis Fustel de Coulanges】一八三〇〜一八八九]フランスの歴史家。徹底した史料の文献学的研究を基礎に実証的な近代史学を創始した。著「古代都市」「古代フランス政治制度史」など。

大辞泉 ページ 13246