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ふんや‐の‐わたまろ【文室綿麻呂】🔗🔉

ふんや‐の‐わたまろ【文室綿麻呂】七六五〜八二三]平安初期の公卿。弘仁元年(八一〇)薬子(くすこ)の変で上皇方について捕らえられたが、のちに許され、坂上田村麻呂とともに蝦夷(えぞ)征討で武功をあげた。

ぶんや‐ぶし【文×弥節】🔗🔉

ぶんや‐ぶし【文×弥節】 古浄瑠璃の流派の一。延宝(一六七三〜一六八一)のころ、大坂の岡本文弥が創始。哀調を帯びた旋律が特徴で、泣き節といわれて人気を博したが、宝永年間(一七〇四〜一七一一)には衰滅。民俗芸能としてが残存したもの。新潟県佐渡郡新穂村、宮崎県北諸県郡山之口町、石川県石川郡尾口村などで、人形芝居と結びついて行われている。義太夫節・豊後(ぶんご)節などで、の手法を取り入れた曲節。

ふん‐ゆ【××楡】🔗🔉

ふん‐ゆ【××楡】 ニレの木。《漢の高祖が、故郷の社にあったニレの木を都に移し、神としてまつったところから》神聖な場所。神社。転じて、故郷。「蘋(ひんぱん)の礼怠らず、―の影さかんなり」〈保元・上〉

ふん‐ゆ【噴油】🔗🔉

ふん‐ゆ【噴油】 地下の油田から石油がふき出すこと。また、その石油。内燃機関で、ノズルから燃焼室へ燃料油を霧状にして噴出すること。

ぶん‐ゆう【分有】‐イウ🔗🔉

ぶん‐ゆう【分有】‐イウ [名]スル一つのものをいくつかに分けて所有すること。「権利を―する」

ぶん‐ゆう【文友】‐イウ🔗🔉

ぶん‐ゆう【文友】‐イウ 文学を通じての友人。詩友。

ぶんゆう【文雄】🔗🔉

ぶんゆう【文雄】 もんのう(文雄)

ふんゆ‐の‐きょ【××楡の居】🔗🔉

ふんゆ‐の‐きょ【××楡の居】 上皇の御所。仙洞御所。「太上天皇の尊号をかうぶりて、―をしめき」〈古活字本保元・下〉

ぶん‐よ【分与】🔗🔉

ぶん‐よ【分与】 [名]スル分けて与えること。「土地を兄弟各人に―する」

ぶん‐らい【蚊雷】🔗🔉

ぶん‐らい【蚊雷】 蚊が群がり飛ぶ音のうなり。雷に似るところからいう。蚊鳴り。

ぶんらく【文楽】🔗🔉

ぶんらく【文楽】 「文楽座」の略。《大正中期以降、文楽座が唯一の専門劇場となったところから》人形浄瑠璃芝居の通称。→人形浄瑠璃

ぶんらく‐ざ【文楽座】🔗🔉

ぶんらく‐ざ【文楽座】 人形浄瑠璃の劇場および劇団。寛政年間(一七八九〜一八〇一)、淡路の植村文楽軒が大坂高津橋南詰に開いた浄瑠璃小屋が母体。明治五年(一八七二)松島に移転して文楽座と称した。のち、御霊神社境内、四ツ橋、道頓堀と移転、その間に経営権も松竹に移った。昭和三八年(一九六三)文楽協会発足を機に朝日座と改称。同五九年、国立文楽劇場が開設され廃座。現在、文楽座は劇団名として残る。

大辞泉 ページ 13407