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うす‐にく【薄肉】🔗🔉

うす‐にく【薄肉】 薄い肉色。俳優が化粧に使う薄赤い色。「薄肉彫り」の略。

うすにく‐ぼり【薄肉彫(り)】🔗🔉

うすにく‐ぼり【薄肉彫(り)】 薄浮き彫り

うす‐にび【薄鈍】🔗🔉

うす‐にび【薄鈍】 染め色の名。鈍色(にびいろ)の薄いもの。薄いねずみ色。の色の衣服。喪服・僧服など。「御叔父の服(=服喪)にて―なるも」〈源・蜻蛉〉

うす‐ぬり【薄塗(り)】🔗🔉

うす‐ぬり【薄塗(り)】 薄く塗ること。また、薄く塗ったもの。「薄塗の烏帽子(えぼし)」の略。

うすぬり‐の‐えぼし【薄塗の×帽子】🔗🔉

うすぬり‐の‐えぼし【薄塗の×帽子】 紗地(しやじ)に漆を薄く塗った烏帽子。

うす‐ねずみ【薄×鼠】🔗🔉

うす‐ねずみ【薄×鼠】 薄いねずみ色。薄墨色。うすねず。

うす‐の‐き【×臼の木】🔗🔉

うす‐の‐き【×臼の木】 ツツジ科の落葉低木。山地に生え、高さ約一メートル。枝は細かく分かれ、葉は卵形で先がとがる。初夏、淡紅色の釣鐘形の花をつけ、実は臼形で、熟すと赤く、食べられる。

うすのこえ【臼の声】うすのこゑ🔗🔉

うすのこえ【臼の声】うすのこゑ 箏曲(そうきよく)。山田流の奥許(おくゆる)し物で、生田流でも演奏する。三世山登松齢(やまとしようれい)が明治初年に作曲。古臼を燃やしたら香木であったので奉行に献上したところ、歌詞を賜ったという箏曲「夏衣」の歌詞を転用。

うす‐のろ【薄鈍】🔗🔉

うす‐のろ【薄鈍】 [名・形動]知能が少し劣っていて、反応や動作がにぶいこと。また、そのさま。「―な動作」

うす‐のろ・い【薄鈍い】🔗🔉

うす‐のろ・い【薄鈍い】 [形]物事に対する反応が普通よりのろい。あまりはきはきしていない。どこか間が抜けている。「―・い奴というものは正直ではありませんか」〈露伴・五重塔〉

うす‐ば【×臼歯】🔗🔉

うす‐ば【×臼歯】 奥歯。きゅうし。すり減って臼のような形になった老人の歯。〈和名抄〉

うす‐ば【薄刃】🔗🔉

うす‐ば【薄刃】 刃物の刃の薄いもの。特に、刃の薄い包丁。

うす‐ばか【薄馬×鹿】🔗🔉

うす‐ばか【薄馬×鹿】 [名・形動]なんとなく馬鹿に見えること。また、そのさまや、そういう人。

うすば‐かげろう【薄×翅蜉蝣】‐かげろふ🔗🔉

うすば‐かげろう【薄×翅蜉蝣】‐かげろふ 脈翅(みやくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約三・五センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。六〜一〇月に羽化。幼虫は、蟻地獄(ありじごく)とよばれる。《季 夏》「今宵また―灯に/立子」

大辞泉 ページ 1352