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ヘリウム【helium】🔗🔉

ヘリウム【helium】 希ガス元素の一。無色・無臭の、水素に次いで軽い気体。沸点は低く、セ氏マイナス二六八・九度。化学的には不活性で、他の元素と化合物をつくらない。宇宙での存在は水素に次いで多く、大気中にわずかに含まれる。気球用ガス・極低温用寒剤などに利用。太陽紅炎のスペクトル線から発見され、名は太陽の意のギリシア語にちなむ。元素記号He 原子番号二。原子量四・〇〇三。

ペリオ【Paul Pelliot】🔗🔉

ペリオ【Paul Pelliot】一八七八〜一九四五]フランスの東洋学者。一九〇六〜〇九年、中央アジアを踏査、敦煌(とんこう)の千仏洞から多数の文書・遺物を発見。著「敦煌千仏洞」。

ペリオイコイ【ギリシアperioikoi】🔗🔉

ペリオイコイ【ギリシアperioikoi】 古代ギリシア、スパルタの半自由民。完全市民とヘイロタイとの中間。参政権はなかったが共同体の自治は認められ、従軍の義務を負った。農業を主に、商業・手工業に従事。

ヘリオス【Hlios】🔗🔉

ヘリオス【Hlios】 ギリシア神話で、太陽の神。毎日、四頭立ての馬車で天空を東から西に横切り、夜の間に黄金の杯で大洋オケアノスを航海して、東に戻ると考えられていた。

ヘリオスコープ【helioscope】🔗🔉

ヘリオスコープ【helioscope】 太陽を単色光で肉眼観測する分光装置。スペクトロヘリオスコープ。

ヘリオスタット【heliostat】🔗🔉

ヘリオスタット【heliostat】 太陽の光を平面鏡で反射させて一定の方向に送る装置。

ヘリオトロープ【heliotrope】🔗🔉

ヘリオトロープ【heliotrope】 ムラサキ科の小低木。葉は楕円形で先がとがる。春から夏にかけて、強い芳香のある紫または白色の小花を総状につける。また、園芸上は同科ヘリオトロピウム属(キダチルリソウ属)の数種をさし、花が紫色のニオイムラサキなどがある。ペルーの原産で、花から香油をとり、また観賞用に栽培。木立瑠璃草(きだちるりそう)。香水草。《季 春》の花から製した香料・香水。

大辞泉 ページ 13527