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うす‐わら・う【薄笑う】‐わらふ🔗🔉

うす‐わら・う【薄笑う】‐わらふ [動ワ五(ハ四)]小ばかにしたような笑みをかすかに浮かべる。「『あなたでしょう?』―・うのを見て、『そうなのよ。…たいへんな人ねえ』」〈里見・安城家の兄弟〉

う‐せい【雨声】🔗🔉

う‐せい【雨声】 雨の降る音。「明け方、窓外に―を聞く」

う‐せい【×迂生】🔗🔉

う‐せい【×迂生】 [代]《愚かな私の意》一人称の人代名詞。自分のことをへりくだっていう。男性が手紙文に用いる。小生。

う‐せつ【右折】🔗🔉

う‐せつ【右折】 [名]スル車や人が右に曲がって進むこと。道路が右に折れているさまにもいう。「次の交差点を―する」左折。

う‐せつ【×迂拙】🔗🔉

う‐せつ【×迂拙】 [名・形動]うかつで世渡りのへたなこと。愚かでまずいこと。また、そのさま。「古渡は風采揚らず、挙止―であったので」〈鴎外・渋江抽斎〉[代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう。迂生(うせい)

う‐せつ【雨雪】🔗🔉

う‐せつ【雨雪】 雨と雪。雪が降ること。雪を降らせること。また、降る雪。「天大―ならずとも、深山高峰の冬の夜は」〈正法眼蔵・行持下〉

うせ‐びと【失せ人】🔗🔉

うせ‐びと【失せ人】 行方の分からない人。「諸卿の家々に、十五より上の男子に、―やある。詮議有るべし」〈浄・初庚申楽遊〉

うせ‐もの【失せ物】🔗🔉

うせ‐もの【失せ物】 なくなった、またはなくした物。紛失物。

う・せる【失せる】🔗🔉

う・せる【失せる】 [動サ下一]う・す[サ下二]なくなる。消える。いなくなる。「血の気が―・せる」「行く」「去る」をののしっていう語。「とっとと―・せろ」死ぬ。「二十九にてなむ、―・せ給ひにける」〈大和・一四二〉

う‐せん【羽扇】🔗🔉

う‐せん【羽扇】 鳥の羽で作った扇。はうちわ。

うぜん【羽前】🔗🔉

うぜん【羽前】 旧国名の一。明治元年(一八六八)出羽(でわ)を羽前・羽後と南北に二分した南の部分。東山道一三か国の一。現在の山形県の大部分にあたる。

うせん‐せい【右旋性】🔗🔉

うせん‐せい【右旋性】 旋光性のうち、ある種の物質中を通過する偏光の振動面を右に回転させる性質。乳酸・ぶどう糖などにみられる。左旋性。

大辞泉 ページ 1362