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嘘から出た実(まこと)🔗🔉

嘘から出た実(まこと) 嘘のつもりであったものが、結果的に、はからずも真実となること。

嘘で固・める🔗🔉

嘘で固・める 嘘ばかりで話などをまとめる。「―・めた報告書」「―・めた世渡り」

嘘にも🔗🔉

嘘にも たとえ本心ではなくてもという気持ちを表す。「―済まないという言葉ぐらい言ってもいいではないか」(下に打消しの語を伴う)打消しを強める。決して。まるで。かりにも。「お島が惚れていようとは―思わなかった」〈紅葉・多情多恨〉

嘘も方便(ほうべん)🔗🔉

嘘も方便(ほうべん) 嘘は罪悪ではあるが、よい結果を得る手段として時には必要であるということ。

嘘を言え🔗🔉

嘘を言え 《嘘を言うなら勝手に言え、こちらではわかっているぞ、の意》嘘を言う相手をとがめたり、話の内容に疑義をはさんだりするときの言葉。うそを吐(つ)け。「―、君のしわざに決まっている」

うそ【×嘯】🔗🔉

うそ【×嘯】 口をすぼめて息を強く出すこと。また、口笛。うそぶき。「貝をも持たぬ山伏が―を吹かうよ」〈虎明狂・柿山伏〉

うそ【×獺】🔗🔉

うそ【×獺】 カワウソの別名。おそ。

うそ【×鷽】🔗🔉

うそ【×鷽】 アトリ科の鳥。全長一六センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「―なくや花も実もなき梅嫌(うめもどき)/子規」鷽替えの神事に用いられる木製の鳥。木を削り、にかたどって着色したもの。

大辞泉 ページ 1363