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歌にばかり歌・う🔗🔉

歌にばかり歌・う いつも口で言っているだけで実行しないこと。「便りもなく、踊りを見にと、―・うて果てぬ」〈浮・諸国ばなし・三〉

歌は世(よ)につれ世は歌につれ🔗🔉

歌は世(よ)につれ世は歌につれ 歌は世の成り行きにつれて変化し、世のありさまも歌の流行に影響される。

うだ【宇多】🔗🔉

うだ【宇多】 京都市右京区宇多野付近の地。平安時代以降は禁裏御料の狩猟地。《歌枕》「今日暮れぬ明日も狩り来む―の原枯れ野の下にきぎす鳴くなり」〈秋篠月清集〉

うだ【宇陀】🔗🔉

うだ【宇陀】 奈良県北東部の郡。大和十郡(とごおり)の一。上代の菟田県(うだのあがた)・猛田県(たけだのあがた)にあたる。《歌枕》「褻衣(けころも)を時片設(かたま)けて出でましし―の大野は思ほえむかも」〈万・一九一〉

うた‐あわせ【歌合(わ)せ・歌合】‐あはせ🔗🔉

うた‐あわせ【歌合(わ)せ・歌合】‐あはせ 左右に分けた歌人の詠んだ歌を左右一首ずつ出して組み合わせ、判者(はんじや)が批評し、その優劣を競う遊戯。平安初期以来、貴族の間に流行。平安後期には歌人の実力を争う場となった。うたくらべ。

大辞泉 ページ 1367