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まいら‐ど【舞△良戸】まひら‐🔗⭐🔉
まいら‐ど【舞△良戸】まひら‐
書院造りの建具の一。框(かまち)の間に板を張り、その表側に舞良子(まいらこ)とよぶ桟を横に細かい間隔で入れた引き違い戸。
書院造りの建具の一。框(かまち)の間に板を張り、その表側に舞良子(まいらこ)とよぶ桟を横に細かい間隔で入れた引き違い戸。
まいり【参り】まゐり🔗⭐🔉
まいり【参り】まゐり
社寺に参詣すること。また、その人。「宮―」「百度―」
行くことの意の謙譲語。参上すること。特に、宮中へ行くこと。参内。「まれまれの御―なれば」〈源・真木柱〉
社寺に参詣すること。また、その人。「宮―」「百度―」
行くことの意の謙譲語。参上すること。特に、宮中へ行くこと。参内。「まれまれの御―なれば」〈源・真木柱〉
まいり‐おんじょう【参△入音声・参音声】まゐりオンジヤウ🔗⭐🔉
まいり‐おんじょう【参△入音声・参音声】まゐりオンジヤウ
雅楽で、楽人・舞人が所定の位置へ着くまでの間に奏する音楽。道楽(みちがく)の一種で、現在は久米舞(くめまい)・東遊(あずまあそ)びなどにみられる。
退出(まかで)音声。
退出(まかで)音声。
まいり・く【参り来】まゐりく🔗⭐🔉
まいり・く【参り来】まゐりく
[動カ変]参上して来る。「何事も、人目にはばかりて、え―・こず」〈源・藤袴〉
まいり‐げこう【参り下向】まゐりゲカウ🔗⭐🔉
まいり‐げこう【参り下向】まゐりゲカウ
参上することと下向すること。また、神社や寺院に参詣すること。「寺道場へ―して」〈浮・胸算用・二〉
まいり‐ばか【×詣り墓・参り墓】まゐり‐🔗⭐🔉
まいり‐ばか【×詣り墓・参り墓】まゐり‐
両墓制で、実際に遺体を埋葬した墓とは別に、参詣するためにだけ設ける墓。空墓所(からむしよ)。引き墓。→埋(う)め墓
まいり‐もの【参り物】まゐり‐🔗⭐🔉
まいり‐もの【参り物】まゐり‐
召し上がり物。「―なるべし、折敷(をしき)手づから取りて」〈源・玉鬘〉
マイル【mile】【哩】🔗⭐🔉
マイル【mile】【哩】
【哩】ヤード‐ポンド法の距離の単位。一マイルは一七六〇ヤードで、約一・六〇九キロメートル。記号mil
まい・る【参る】まゐる🔗⭐🔉
まい・る【参る】まゐる
[動ラ五(四)]《上一段活用動詞「まいる」に「い(入)る」の付いた「まいいる」の音変化で、貴人のもとに参入する意が原義》
「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。
神仏に詣でる。参詣する。「墓に―・る」
貴人のもとや貴所に参上する。宮中に出仕する。入内する。
罷出(まかず)。「暁に御迎へに―・るべきよし申してなむまかで侍りぬる」〈源・夕顔〉
主として会話に用い、聞き手に対し、「行く」「来る」を、へりくだる気持ちをこめて丁重に表現する丁寧語。
「行く・来る」の先方が聞き手のところの場合には、その先方を敬いながら、「行く・来る」を丁重にいう。「明日、お宅へ―・ります」「御当地に―・って、はじめて知りました」
単に「行く・来る」を丁重にいう場合。このときにも謙譲の気持ちは残るので、敬うべき人の動作には用いない。現在、「先生もまいられますか」のような言い方は適切でないとされる。「私の家に弟が―・るはずです」「列車が―・ります」「雨が降って―・りました」
のへりくだる気持ちが失せて、「行く」を重々しくいう。「そう簡単には―・らぬぞ」「日本の王政維新のように旨く―・るか―・らぬか」〈福沢・福翁自伝〉
相手に優位を占められる、屈するの意に変化したもの。
負ける。降参する。「どうだ、―・ったか」
閉口する。よわる。困る。「今年の暑さには―・った」
死ぬ。やや、卑しめて言う。「とうとうあいつも―・ったか」
異性などに心を奪われる。「彼女に―・っている」
貴人のもとへ物などが行くところから、差し上げる意に変化したもの。
貴人・上位者に対する下位者の行動についての謙譲語。
貴人に対して何かをさし上げる。献上する。「親王に、うまの頭(かみ)大御酒(おほみき)―・る」〈伊勢・八二〉
貴人のために何かをしてさし上げる。奉仕する。「(源氏ノタメニ)加持など―・るほど」〈源・若紫〉
上位者に対して、この手紙をさし上げますの意で、男女ともに手紙の脇付に用いる語。終止形だけが用いられる。「母様―・る冠者丸と書てあり」〈浄・嫗山姥〉
奉仕を受ける貴人の動作そのものを表すように変化した尊敬語。
「食う」「飲む」の尊敬語。召し上がる。「心地もまことに苦しければ、ものもつゆばかり―・らず」〈源・総角〉
「する」の尊敬語。なさる。「大殿油短く―・りて御覧ずるに」〈源・梅枝〉
[可能]まいれる
[類語](

)詣(もう)でる・参拝する・参詣(さんけい)する・お参りする/(

)上がる・伺う・参ずる・参上する・拝趨(はいすう)する・お伺いする・お邪魔する/(
)恐れ入る・負ける・降参する・ギブアップする・兜(かぶと)を脱ぐ・シャッポを脱ぐ・一本取られる/(
)弱る・困る・困り果てる・往生する・閉口する・辟易(へきえき)する・めげる・へこたれる・音(ね)を上げる・へたばる・へばる

「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。
神仏に詣でる。参詣する。「墓に―・る」
貴人のもとや貴所に参上する。宮中に出仕する。入内する。
罷出(まかず)。「暁に御迎へに―・るべきよし申してなむまかで侍りぬる」〈源・夕顔〉
主として会話に用い、聞き手に対し、「行く」「来る」を、へりくだる気持ちをこめて丁重に表現する丁寧語。
「行く・来る」の先方が聞き手のところの場合には、その先方を敬いながら、「行く・来る」を丁重にいう。「明日、お宅へ―・ります」「御当地に―・って、はじめて知りました」
単に「行く・来る」を丁重にいう場合。このときにも謙譲の気持ちは残るので、敬うべき人の動作には用いない。現在、「先生もまいられますか」のような言い方は適切でないとされる。「私の家に弟が―・るはずです」「列車が―・ります」「雨が降って―・りました」
のへりくだる気持ちが失せて、「行く」を重々しくいう。「そう簡単には―・らぬぞ」「日本の王政維新のように旨く―・るか―・らぬか」〈福沢・福翁自伝〉
相手に優位を占められる、屈するの意に変化したもの。
負ける。降参する。「どうだ、―・ったか」
閉口する。よわる。困る。「今年の暑さには―・った」
死ぬ。やや、卑しめて言う。「とうとうあいつも―・ったか」
異性などに心を奪われる。「彼女に―・っている」
貴人のもとへ物などが行くところから、差し上げる意に変化したもの。
貴人・上位者に対する下位者の行動についての謙譲語。
貴人に対して何かをさし上げる。献上する。「親王に、うまの頭(かみ)大御酒(おほみき)―・る」〈伊勢・八二〉
貴人のために何かをしてさし上げる。奉仕する。「(源氏ノタメニ)加持など―・るほど」〈源・若紫〉
上位者に対して、この手紙をさし上げますの意で、男女ともに手紙の脇付に用いる語。終止形だけが用いられる。「母様―・る冠者丸と書てあり」〈浄・嫗山姥〉
奉仕を受ける貴人の動作そのものを表すように変化した尊敬語。
「食う」「飲む」の尊敬語。召し上がる。「心地もまことに苦しければ、ものもつゆばかり―・らず」〈源・総角〉
「する」の尊敬語。なさる。「大殿油短く―・りて御覧ずるに」〈源・梅枝〉
[可能]まいれる
[類語](

)詣(もう)でる・参拝する・参詣(さんけい)する・お参りする/(

)上がる・伺う・参ずる・参上する・拝趨(はいすう)する・お伺いする・お邪魔する/(
)恐れ入る・負ける・降参する・ギブアップする・兜(かぶと)を脱ぐ・シャッポを脱ぐ・一本取られる/(
)弱る・困る・困り果てる・往生する・閉口する・辟易(へきえき)する・めげる・へこたれる・音(ね)を上げる・へたばる・へばる
大辞泉 ページ 13986。