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まがい‐ぶつ【磨×崖仏】🔗🔉

まがい‐ぶつ【磨×崖仏】 自然の懸崖または大石に仏像を彫刻したもの。インド・中国に多く、日本では平安時代に製作された大分県臼杵(うすき)・栃木県大谷(おおや)のものが有名。

まがい‐もの【紛い物・擬い物】まがひ‐🔗🔉

まがい‐もの【紛い物・擬い物】まがひ‐ 本物と見分けがつかないほど、よく似せてつくってある物。にせもの。模造品。イミテーション。「―のダイヤ」「―をつかまされる」

まが・う【紛う】まがふ🔗🔉

まが・う【紛う】まがふ [動ワ五(ハ四)]他のものとよく似ていてとりちがえる。現在では連体形のみが用いられ、一般には「まごう」と発音されることが多い。「海かと―・うばかりの大湖」入り乱れる。「梅の花散り―・ひたる岡辺(をかび)にはうぐひす鳴くも春かたまけて」〈万・八三八〉[動ハ下二]「まがえる」の文語形。

紛う方(かた)な・い🔗🔉

紛う方(かた)な・い まちがえようがない。確かである。「―・い母の声」

まが・える【紛える】まがへる🔗🔉

まが・える【紛える】まがへる [動ア下一]まが・ふ[ハ下二]他のものとよく似ていてとりちがえさせる。「道ゆく悪太郎の悪戯(いたずら)と―・えてなるべし」〈一葉・十三夜〉まぜて区別がつかなくさせる。入り乱れさせる。「花は雪雪は花にぞ―・へつる鶯だにも鳴かぬ春にて」〈栄花・本の雫〉

まか‐えん【摩××衍】🔗🔉

まか‐えん【摩××衍】 《梵mahynaの音写》「大乗(だいじよう)」に同じ。

マカオ【Macao】🔗🔉

マカオ【Macao】 中国広東省の南部にあるポルトガル領の地域。珠江河口西岸のマカオ半島とタイパ島・コロアン島からなる。古く日本では阿媽港(あまこう)・天川(あまかわ)とよんだ。一五五七年にポルトガルが居住権を得て東洋貿易の根拠地とし、一八八七年に清朝から割譲。一九九九年末に中国に返還される。◆「澳門」とも書く。

ま‐がお【真顔】‐がほ🔗🔉

ま‐がお【真顔】‐がほ まじめな顔つき。真剣な面もち。「急に―になる」

まか‐かしょう【摩訶迦葉】‐カセフ🔗🔉

まか‐かしょう【摩訶迦葉】‐カセフ 《梵Mah-Kyapaの音写》迦葉の尊称。大迦葉。

大辞泉 ページ 14003