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ま‐かな・し【真愛し・真悲し】🔗🔉

ま‐かな・し【真愛し・真悲し】 [形シク]たいへんいとしい。いじらしい。「うちひさす宮に行く児(こ)を―・しみ留むれば苦しやればすべなし」〈万・五三二〉

まがな‐すきがな【間がな×隙がな】🔗🔉

まがな‐すきがな【間がな×隙がな】 [副]《「がな」はもと助詞で、漠然と示す意を表す。特定しない「間」「隙」の意から》ひまさえあればいつでも。しょっちゅう。ひっきりなしに。「嫂(あによめ)が―種々(いろいろ)なことを言うので」〈左千夫・野菊の墓〉

まかな‐もち【真×鉋持ち】🔗🔉

まかな‐もち【真×鉋持ち】 〔枕〕鉋(かんな)で弓を削る意から、地名の「弓削(ゆげ)」にかかる。「―弓削の川原の埋れ木の顕はるましじきことにあらなくに」〈万・一三八五〉

ま‐がね【真金】🔗🔉

ま‐がね【真金】 《古くは「まかね」》鉄。くろがね。「さみだれにとくる―をみがきつつてるひと見ゆるます鏡かな」〈能因集・下〉

まがね‐ふく【真金吹く】🔗🔉

まがね‐ふく【真金吹く】 〔枕〕鉄鉱を鋳て吹き分ける意から、鉄の産地であった「吉備(きび)」「丹生(にふ)」にかかる。「―丹生のま朱(そほ)の色に出て言はなくのみそ我(あ)が恋ふらくは」〈万・三五六〇〉

まか‐ふしぎ【摩×訶不思議】🔗🔉

まか‐ふしぎ【摩×訶不思議】 [名・形動]非常に不思議なこと。また、そのさま。「なんとも―な事件だ」

ま‐かぶら【×🔗🔉

ま‐かぶら【× 目の周囲。また、まぶた。まなかぶら。「色は…青白にて、―くぼく」〈宇治拾遺・一一〉

まがまが‐し・い【禍しい】🔗🔉

まがまが‐し・い【禍しい】 [形]まがまが・し[シク]悪いことが起こりそうである。不吉である。「―・い出来事」いまいましい。好ましくない。「いと―・しき筋にも思ひ寄り給ひけるかな」〈源・藤袴〉いかにももっともらしい。「―・しいあの嘘わいの」〈浄・油地獄〉 [派生]まがまがしさ[名]

まか‐まんじゅしゃげ【摩××曼珠×沙華】🔗🔉

まか‐まんじゅしゃげ【摩××曼珠×沙華】 天上に咲くという赤い大きな蓮華(れんげ)

大辞泉 ページ 14008