複数辞典一括検索+

まがわ・す【紛はす】まがはす🔗🔉

まがわ・す【紛はす】まがはす [動サ四]まがうようにする。まぎらわしくする。「おく霜の染め―・せる菊の花いづれをもとの色とかは見む」〈貫之集〉

ま‐がん【真×雁】🔗🔉

ま‐がん【真×雁】 カモ科の鳥。全長七二センチくらい。全体に灰褐色、くちばしが桃色で額が白い。ユーラシア・北アメリカ北部で繁殖。日本には冬鳥として渡来し、ガンでは最も数が多い。かり。《季 秋》

まかん・ず【罷ん出】まかんづ🔗🔉

まかん・ず【罷ん出】まかんづ [動ダ下二]《「まかりいず」の音変化》「まかず」に同じ。「急なる事に―・でたれば」〈源氏・手習〉

ま‐かんむり【麻冠】🔗🔉

ま‐かんむり【麻冠】麻垂(まだ)」に同じ。

まき🔗🔉

まき 本家・分家の関係をもつ家同士をよぶ呼び名。同族。一族。東日本に多くみられる。まけ。

まき【任】🔗🔉

まき【任】まけ(任)」に同じ。「大君の―のまにまに取り持ちて仕ふる国の」〈万・四一一六〉

まき【牧】🔗🔉

まき【牧】 《「馬城(まき)」の意。「城」は物を収めておく所》牛・馬などを放し飼いにする場所。牧場。まきば。

まき【巻(き)】🔗🔉

まき【巻(き)】 [名]巻くこと。また、巻いた程度。「ぜんまいの―が弱い」書画の巻物。また、その区分。冊子になったものの区分にもいう。「源氏物語の若菜の―を読む」俳諧の付合(つけあい)を長く続けたもの。また、その書き物。「茅巻(ちまき)」を略していう女房詞。〔接尾〕助数詞。巻いた回数を数えるのに用いる。「二―巻く」巻き物や書物の数を数えるのに用いる。「すべて千歌(ちうた)、二十(はた)―、名づけて古今和歌集といふ」〈古今・仮名序〉

まき【薪】🔗🔉

まき【薪】 燃料にするために適当な大きさに切って乾燥させた木。たきぎ。「―をくべる」「―割り」

ま‐き【真木・×槙・×🔗🔉

ま‐き【真木・×槙・× イヌマキ・コウヤマキの別名。《「ま」は美称。りっぱな木の意》良材となる木。杉・檜(ひのき)など。「奥山の―の板戸を押し開きしゑや出で来(こ)ね後(のち)は何せむ」〈万・二五一九〉

大辞泉 ページ 14014