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まさ・う【×坐さふ】まさふ🔗⭐🔉
まさ・う【×坐さふ】まさふ
〔連語〕《動詞「ます」に補助動詞「あ(合)う」の付いた「ましあう」の音変化。一説に「ふ」は反復継続の助動詞とも》複数の人が、いらっしゃる。ずっと…していらっしゃる。「さかしき臣等(おみたち)の世をかさねて仕へまつり―・へること」〈続紀・宣命・詔五二〉
ま‐さお【真△青】‐さを🔗⭐🔉
ま‐さお【真△青】‐さを
[名・形動ナリ]「まっさお」に同じ。「色―になりて恐れたる気色なり」〈発心集・四〉
まさおか【政岡】まさをか🔗⭐🔉
まさおか【政岡】まさをか
「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」など、歌舞伎・浄瑠璃などの伊達騒動物の登場人物。わが子に毒味をさせて、幼君を守ろうとする忠義の乳母。伊達政宗の側室三沢初子がモデルという。
まさ‐か🔗⭐🔉
まさ‐か
[名]
今まさに物事が目の前に迫っていること。予期しない緊急の事態にあること。「―の場合に役立てる」
目前のとき。さしあたっての今。「梓弓(あづさゆみ)末は寄り寝む―こそ人目を多み汝(な)を端に置けれ」〈万・三四九〇〉
[副]
(あとに打消しや反語の表現を伴って)
打消しの推量を強める。よもや。「―彼が来るとは思わなかった」「この難問を解ける者は―あるまい」
ある事がとうてい不可能だという気持ちを表す。とても。どうしても。「病気の彼に出て来いとは―言えない」
その状態であることを肯定して強調するさま。まさしく。ほんとうに。「―影口が耳に入ると厭なものサ」〈二葉亭・浮雲〉◆「真逆」とも当てて書く。
[用法]まさか・よもや――「まさか(よもや)オリンピックに出られるとは思わなかった」「まさか(よもや)私を疑っているわけではないだろうね」のように、両語ともに、そんなことはあるはずがないという気持ちを強める表現で、打消しを伴って用いられる。◇「まさか」は「まさかの時に備えて貯金する」のように名詞としても使うが、「よもや」に名詞用法はない。また、容易に信じられない気持ちを感動詞的に表す用法もある。「『この辞書を五十円で売ろうか』『まさか』」、この場合には「よもや」は使えない。◇「よもや」は「まさか」より古風な言い方で、改まった感じの語。「あの約束をよもやお忘れではないでしょう」「この家がよもや地震で倒壊することはあるまい」
[名]
今まさに物事が目の前に迫っていること。予期しない緊急の事態にあること。「―の場合に役立てる」
目前のとき。さしあたっての今。「梓弓(あづさゆみ)末は寄り寝む―こそ人目を多み汝(な)を端に置けれ」〈万・三四九〇〉
[副]
(あとに打消しや反語の表現を伴って)
打消しの推量を強める。よもや。「―彼が来るとは思わなかった」「この難問を解ける者は―あるまい」
ある事がとうてい不可能だという気持ちを表す。とても。どうしても。「病気の彼に出て来いとは―言えない」
その状態であることを肯定して強調するさま。まさしく。ほんとうに。「―影口が耳に入ると厭なものサ」〈二葉亭・浮雲〉◆「真逆」とも当てて書く。
[用法]まさか・よもや――「まさか(よもや)オリンピックに出られるとは思わなかった」「まさか(よもや)私を疑っているわけではないだろうね」のように、両語ともに、そんなことはあるはずがないという気持ちを強める表現で、打消しを伴って用いられる。◇「まさか」は「まさかの時に備えて貯金する」のように名詞としても使うが、「よもや」に名詞用法はない。また、容易に信じられない気持ちを感動詞的に表す用法もある。「『この辞書を五十円で売ろうか』『まさか』」、この場合には「よもや」は使えない。◇「よもや」は「まさか」より古風な言い方で、改まった感じの語。「あの約束をよもやお忘れではないでしょう」「この家がよもや地震で倒壊することはあるまい」
大辞泉 ページ 14053。