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まち‐どうしん【町同心】🔗🔉

まち‐どうしん【町同心】 江戸町奉行配下の同心。町方同心。

まち‐どお【待(ち)遠】‐どほ🔗🔉

まち‐どお【待(ち)遠】‐どほ [形動][ナリ]待ち遠しいさま。「お―さま」「夜の白むのが―でならぬ」〈鏡花・高野聖〉

まち‐どお・い【待(ち)遠い】‐どほい🔗🔉

まち‐どお・い【待(ち)遠い】‐どほい [形]まちどほ・し[ク]「まちどおしい」に同じ。「また共棲の時を―・い心地もする」〈蘆花・思出の記〉

まちどお‐し・い【待(ち)遠しい】まちどほ‐🔗🔉

まちどお‐し・い【待(ち)遠しい】まちどほ‐ [形]まちどほ・し[シク]《「まちどお」の形容詞化》待っていてもなかなか来ず、早く来るようにと願っているさま。「お正月の来るのが―・い」「入学式が―・い」 [派生]まちどおしがる[動ラ五]まちどおしげ[形動]まちどおしさ[名]

まち‐どころ【町所】🔗🔉

まち‐どころ【町所】ちょうどころ(町所)」に同じ。「―の知れた野郎なら、賊(すり)でも連れて来なさい」〈浮・世間猿〉

まち‐どしより【町年寄】🔗🔉

まち‐どしより【町年寄】 江戸時代の町役人。江戸では町奉行に属し、奉行所のお触れ・指令の伝達、町内の収税、町名主の監督などに当たった。大坂の惣年寄(そうどしより)に相当する。

まち‐と・る【待ち取る】🔗🔉

まち‐と・る【待ち取る】 [動ラ四]待ち受けて捕らえる。「赤き猪(ゐ)この山にあり。故(かれ)、我共に追ひ下しなば、汝(なれ)―・れ」〈記・上〉待ち受ける。待ち構える。「馬にて急ぎ着きぬ。入道―・り、喜びかしこまり聞こゆることかぎりなし」〈源・澪標〉

まち‐なか【町中】🔗🔉

まち‐なか【町中】 住宅や商店が集まっている所。

まちなし‐ばかま【×襠無し×袴】🔗🔉

まちなし‐ばかま【×襠無し×袴】 襠のない、スカート状の袴。明治中ごろに女学生が着用していたが、のちには男子も略式に用いた。行灯袴(あんどんばかま)

まち‐なぬし【町名主】🔗🔉

まち‐なぬし【町名主】 江戸時代、町の支配に当たった町役人。地域により町年寄・町代・肝煎(きもいり)などとも称した。江戸の場合、町年寄の下に、数町から十数町に一人の町名主が置かれていた。

まち‐なみ【町並(み)・街並(み)】🔗🔉

まち‐なみ【町並(み)・街並(み)】 町に家々が立ち並んでいるようす。「整然とした―」軒を並べている家々。町内の家ごと。「―に出る葬礼には是非なく鳥辺山におくりて」〈浮・永代蔵・二〉町筋と並行していること。「表口五間半、裏行き―二十間」〈浄・卯月の紅葉〉

大辞泉 ページ 14102