複数辞典一括検索+

みずくき‐の【水茎の】みづくき‐🔗🔉

みずくき‐の【水茎の】みづくき‐ 〔枕〕同音の繰り返しで「水城(みづき)」にかかる。「ますらをと思へる吾れや―水城の上に涙拭(のご)はむ」〈万・九六八〉「岡(をか)」および同音の地名「岡」にかかる。「―岡の木の葉も色付きにけり」〈万・二一九三〉◆「水茎」は当て字で、「水漬(みづ)く城(き)」の意ともいう。

みずくき‐の‐あと【水茎の跡】みづくき‐🔗🔉

みずくき‐の‐あと【水茎の跡】みづくき‐ 書かれた文字。筆跡。手跡。「―も鮮やかな手紙」

みす‐くさ【×簾草】🔗🔉

みす‐くさ【×簾草】 植物ガマの別名。

みず‐くさ【水草】みづ‐🔗🔉

みず‐くさ【水草】みづ‐ 水中や水面に生える草。すいそう。みくさ。

みず‐くさ・い【水臭い】みづ‐🔗🔉

みず‐くさ・い【水臭い】みづ‐ [形]みづくさ・し[ク]水分が多くて味が薄い。水っぽい。「―・い酒」よそよそしい。他人行儀である。「婚約を隠すような―・いまねはよせ」

みず‐ぐし【水×櫛】みづ‐🔗🔉

みず‐ぐし【水×櫛】みづ‐ 髪をすくために水をつけて用いる歯のあらい櫛。

み‐すぐ・す【見過ぐす】🔗🔉

み‐すぐ・す【見過ぐす】 [動サ四]みすごす」に同じ。「思ひあてられ給へる御側目を―・さで」〈源・夕顔〉見ながら時や日を過ごす。また、世話をしながら過ごす。「親たちのいとことごとしう思ひまどはるるが心苦しさに、かかるほどを―・さむとてなむ」〈源・葵〉

みず‐ぐすり【水薬】みづ‐🔗🔉

みず‐ぐすり【水薬】みづ‐ 液状の飲み薬。医薬品を水に溶かして製したもの。すいやく。

みず‐ぐち【水口】みづ‐🔗🔉

みず‐ぐち【水口】みづ‐ 《「みずくち」とも》水を引き入れたり、放出したりする口。みなくち。台所の水をくみ入れるための口。また、台所。「―のガラス戸に、日ざしがくっきりと」〈万太郎・露芝〉

みず‐くみ【水×汲み】みづ‐🔗🔉

みず‐くみ【水×汲み】みづ‐ 水をくむこと。また、その人。「―桶(おけ)歌舞伎の小道具の一。黒の木綿で作ったかまぼこ形の烏帽子(えぼし)。雑兵の役に用いる。

みずくみ【水汲】みづくみ🔗🔉

みずくみ【水汲】みづくみ 狂言「御茶の水」の和泉(いずみ)流における名称。

みず‐ぐ・む【水含む】みづ‐🔗🔉

みず‐ぐ・む【水含む】みづ‐ [動マ四]水けをふくむ。また、果物が熟しすぎる。熟(う)む。「瓜を取りいでたりけるが、わろくなりて―・みたりければ」〈著聞集・一八〉

大辞泉 ページ 14334