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ミダス【Midas】🔗🔉

ミダス【Midas】 ギリシア神話で、小アジアのフリギアの王。強欲から、触れるものすべてが黄金となる願いをかなえられたが、食物まで黄金となり、空腹のあまり元に戻してもらった。また、パンとアポロンの音楽の競演を審判して、パンを勝利者としたため、アポロンにより耳をロバに変えられたという。

みだ・す【乱す・×紊す】🔗🔉

みだ・す【乱す・×紊す】 [動サ五(四)]ばらばらの状態にする。秩序をなくする。また、物事を平穏でなくする。「髪を―・す」「風紀を―・す」

み‐だ・す【見出す】🔗🔉

み‐だ・す【見出す】 [動サ五(四)]見はじめる。「テレビを―・す」見いだす。見つけだす。「霧渓の撰んだ池田氏行状のあるのを―・した」〈鴎外・渋江抽斎〉

み‐たち【館】🔗🔉

み‐たち【館】 国府の庁。また、領主の役所。「―に参りて申さんとて、走りて行きぬ」〈今昔・二五・一一〉領主。主君。「―も上様(かみさま)も、死出の山と申す道越えさせ給ひて」〈義経記・八〉

み‐たて【見立て】🔗🔉

み‐たて【見立て】 見て選び定めること。選定。「妻の―によるネクタイ」病気を診断すること。また、その結果。「医者の―」「―違い」あるものを、それと似た別のもので示すこと。「庭園に富士の―の山を築く」俳諧で、あるものを他になぞらえて句をつくること。思いつき。また、趣向。「何をしたればとて商ひの相手はあり。珍しき―もがな」〈浮・永代蔵・三〉見送り。送別。「明日―に来ませう」〈浄・氷の朔日〉

み‐だて【見立て】🔗🔉

み‐だて【見立て】 《「みたて」とも》見た感じがよいこと。みばえ。「よろづに―なく」〈源・帚木〉

みたて‐え【見立絵】‐ヱ🔗🔉

みたて‐え【見立絵】‐ヱ 物語や故事・説話などに取材しながら、人物・風俗や場面設定などを当世風にして描いた絵画。特に浮世絵に多い。

みたて‐がえ【見立て替へ】‐がへ🔗🔉

みたて‐がえ【見立て替へ】‐がへ 前に見立てたものを取りやめて、代わりに他のものを見立てること。特に、客が先に選んだ遊女をやめて、別の遊女を選ぶこと。「私が―にでも致すか」〈洒・南門鼠〉

みたて‐しんでん【見立新田】🔗🔉

みたて‐しんでん【見立新田】 江戸時代、開墾可能な土地を見立てて、許可をうけて開発された新田。幕府代官の見立てによる新田を代官見立新田という。

大辞泉 ページ 14370