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み‐ふゆ【み冬】🔗🔉

み‐ふゆ【み冬】 冬の美称。「―たつ初めの、定めなき空なれば」〈十六夜日記〉

み‐ふゆ【三冬】🔗🔉

み‐ふゆ【三冬】 冬の三か月。陰暦一〇月・一一月・一二月。さんとう。「かぞふるも―の後の冬なればいとど寒さのきはめ行くかな」〈夫木・一八〉

みふゆ‐つぎ【み冬つぎ】🔗🔉

みふゆ‐つぎ【み冬つぎ】 〔枕〕冬に次いで春が来る意から、「春」にかかる。「―春は来たれど」〈万・三九〇一〉

みぶ‐よもぎ【××艾】🔗🔉

みぶ‐よもぎ【××艾】 キク科の多年草。高さ約一メートル。全体に白毛を密生し、葉は羽状に分裂。夏、淡黄緑色の花を総状につける。サントニンを含み、回虫駆除薬とする。ヨーロッパ原産で、日本では昭和五年(一九三〇)ごろ京都の壬生で初めて栽培された。

み‐ぶり【身振り】🔗🔉

み‐ぶり【身振り】 感情や意志を伝えるためのからだの動き。しぐさ。ゼスチュア。「―手振りで知らせる」身なり。いでたち。「大門口の茶屋にて―を直し」〈浮・一代男・七〉

みぶり‐きょうげん【身振り狂言】‐キヤウゲン🔗🔉

みぶり‐きょうげん【身振り狂言】‐キヤウゲン 歌舞伎で、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じる狂言。首振り芝居。身振り芝居。

みぶり‐ご【身振り語】🔗🔉

みぶり‐ご【身振り語】 音声の代わりに身振り・手振り、また広義には目つきによって、意志や感情を相手に伝えること。

みぶり‐し【身振り師】🔗🔉

みぶり‐し【身振り師】 役者などの身振りをまねることが巧みな者。「浮世声色―と名に流れたる市川屋」〈新内・若木仇名草〉

み‐ぶるい【身震い・身振るい】‐ぶるひ🔗🔉

み‐ぶるい【身震い・身振るい】‐ぶるひ [名]スルからだを振り動かすこと。「犬が―して立ち上がった」寒さや恐ろしさなどのため、からだがふるえ動くこと。「戸外の冷気に接し―する」

み‐ぶん【身分】🔗🔉

み‐ぶん【身分】 ある集団・組織における、その人の地位・資格。「―を明かす」封建的社会における上下の序列。「―の違いを考える」境遇。身の上。やや皮肉をこめていう。「まったく気楽な御―だ」人の法律上の地位。民法では親族法上の夫・妻というような特定の地位をいう。 [類語](ぶん)・分限・分際・立場・資格・格・地位・位(くらい)・階級・序列・職階・席次・座(ざ)・ポスト・ステータス/貴賤(きせん)・尊卑・出自・家格・門地・階級

大辞泉 ページ 14450