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みょうかく‐じ【妙覚寺】メウカク‐🔗🔉

みょうかく‐じ【妙覚寺】メウカク‐ 京都市上京区にある日蓮宗の寺。山号は、具足山。開創は天授四=永和四年(一三七八)。開山は日実。開基は小野妙覚。四条大宮の妙覚の邸宅を寺としたのが始まりで、天正一一年(一五八三)現在地に移転。近世初頭には不受不施派の拠点となった。岡山県御津郡御津町にある日蓮宗不受不施派の本山。山号は、竜華山。幕末以来、不受不施派の再興運動を続けてきた日正が、明治九年(一八七六)日像を開山として建立したもの。

みょうが‐せん【×冥加銭】ミヤウガ‐🔗🔉

みょうが‐せん【×冥加銭】ミヤウガ‐冥加金」に同じ。「―は沢山に、お心持ちしだい」〈滑・膝栗毛・六〉

みょうか‐ふう【妙花風】メウクワ‐🔗🔉

みょうか‐ふう【妙花風】メウクワ‐ 能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第一位(上三位の第一)の芸格。言葉で表せない最高至上の芸の極致。→九位(きゆうい)

みょう‐かん【×冥官】ミヤウクワン🔗🔉

みょう‐かん【×冥官】ミヤウクワン 冥界(みようかい)の官人。地獄の閻魔(えんま)の庁の役人。

みょう‐かん【×冥感】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐かん【×冥感】ミヤウ‐冥応(みようおう)」に同じ。「真実の―をきこしめすべく候」〈愚管抄・六〉

みょう‐かん【×冥鑑】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐かん【×冥鑑】ミヤウ‐冥見(みようけん)」に同じ。

みょう‐き【妙機】メウ‐🔗🔉

みょう‐き【妙機】メウ‐ 仏語。すぐれた機根。「此世ならぬ霧の香をかぎあてた一瞬の―を」〈石川淳・普賢〉

みょう‐ぎ【妙技】メウ‐🔗🔉

みょう‐ぎ【妙技】メウ‐ すばらしいわざ。非常にみごとな技術。「柔道の―を競う」

みょうぎあらふねさくこうげん‐こくていこうえん【妙義荒船佐久高原国定公園】メウギあらふねさくカウゲンコクテイコウヱン🔗🔉

みょうぎあらふねさくこうげん‐こくていこうえん【妙義荒船佐久高原国定公園】メウギあらふねさくカウゲンコクテイコウヱン (ウヱン)群馬・長野両県にまたがり、山岳と高原を主とする国定公園。碓氷(うすい)峠・妙義山・荒船山・佐久高原・十石峠などからなる。

みょうき‐あん【妙喜庵】メウキ‐🔗🔉

みょうき‐あん【妙喜庵】メウキ‐ 京都府乙訓(おとくに)郡大山崎町にある臨済宗東福寺派の寺。山号は、豊興山。明応年間(一四九二〜一五〇一)ごろ、山崎宗鑑が結んだ待月庵が、のち、禅院となったもの。豊臣秀吉が千利休に建てさせたと伝えられる茶室、待庵(たいあん)は国宝。

大辞泉 ページ 14495