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むし‐く・う【虫食う】‐くふ🔗🔉

むし‐く・う【虫食う】‐くふ [動ワ五(ハ四)]「むしばむ」に同じ。「阿娑縛抄(あさばしよう)の三十巻ばかり―・い余せるを尋ね出し」〈露伴・新浦島〉

むし‐ぐすり【虫薬】🔗🔉

むし‐ぐすり【虫薬】 小児の腹痛・ひきつけを治す薬。むしおさえ。腹痛止めの薬。

むし‐ぐすり【蒸(し)薬】🔗🔉

むし‐ぐすり【蒸(し)薬】 患部を蒸し温める薬。

むし‐くだし【虫下し】🔗🔉

むし‐くだし【虫下し】 内服して、回虫などの寄生虫を体外へ出す薬。駆虫薬。

むし‐くよう【虫供養】‐クヤウ🔗🔉

むし‐くよう【虫供養】‐クヤウ 一〇月一〇日ごろに、農作のために殺した虫の霊を慰めるための供養。

むしくり‐あつ・し【蒸しくり暑し】🔗🔉

むしくり‐あつ・し【蒸しくり暑し】 [形ク]蒸し暑い。「はや夜中、―・う寝にくやと」〈浄・薩摩歌〉

むし‐け【虫気】🔗🔉

むし‐け【虫気】 子供が寄生虫などによって腹痛・ひきつけ・かんしゃくなどを起こすこと。痛みを伴う腹の病気。腹の中にすむ三尸(さんし)の虫によって起こると考えられた。「雨にうたれて、持病の―などが起りやしけん」〈逍遥・当世書生気質〉産気。陣痛。「当たる十月(とつき)に―づき」〈咄・無事志有意〉

むし‐けら【虫×螻】🔗🔉

むし‐けら【虫×螻】 虫類を卑しめていう語。また、小さくて取るに足りないものの意で、人をも卑しめていう。「―同然に扱われる」

むし‐けん【虫×拳】🔗🔉

むし‐けん【虫×拳】 拳の一。親指を蛙(かえる)、人さし指を蛇、小指をナメクジに見立てて勝負を争うもの。蛙は蛇に、蛇はナメクジに、ナメクジは蛙に負ける。

む‐しけん【無試験】🔗🔉

む‐しけん【無試験】 試験をしないこと。試験を受ける必要がないこと。「―で入学する」

むしけん‐けんてい【無試験検定】🔗🔉

むしけん‐けんてい【無試験検定】 特定の資格がある者に対して、試験をしないで検定を受けた扱いをすること。

むし‐こ【虫×籠】🔗🔉

むし‐こ【虫×籠】 虫かご。《季 秋》「乾きたる―の草やあら無沙汰/召波」「虫籠窓(むしこまど)」の略。「源右衛門―より手を出だし」〈浄・堀川波鼓〉

大辞泉 ページ 14583