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むし‐ぶすま【蒸し×衾】🔗🔉

むし‐ぶすま【蒸し×衾】 蒸すように暖かくて柔らかい夜具。一説に、「むし」は蚕の意で絹の夜具とも、また、苧麻(からむし)の繊維の布で作った夜具のことともいう。「―なごやが下に臥せれども妹(いも)とし寝ねば肌し寒しも」〈万・五二四〉

むし‐ぶろ【蒸(し)風×呂】🔗🔉

むし‐ぶろ【蒸(し)風×呂】 四方を密閉し、湯気でからだを蒸し温める風呂。サウナ風呂など。かまぶろ。かまゆ。からぶろ。「―のような暑さ」

むし‐ぶんれつ【無糸分裂】🔗🔉

むし‐ぶんれつ【無糸分裂】 細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて二分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂。

むし‐へん【虫偏】🔗🔉

むし‐へん【虫偏】 漢字の偏の一。「蚊」「蝶(ちよう)」などの「虫」の称。

むし‐ぼし【虫干し】🔗🔉

むし‐ぼし【虫干し】 [名]スル夏の土用や秋の晴天の日などに、書画・衣類・調度品などを陰干しして風を通し、虫の害やかびを防ぐこと。虫払い。土用干し。曝涼(ばくりよう)。《季 夏》「―や父の結城の我似合ふ/茅舎」

むし‐むし【蒸し蒸し】🔗🔉

むし‐むし【蒸し蒸し】 [副]スル風がなくて湿度が高く、蒸し暑いさま。「―(と)して寝苦しい」

むし‐むしゅう【無始無終】🔗🔉

むし‐むしゅう【無始無終】 始めもなく、終わりもないこと。真理または輪廻(りんね)の無限性をいう語。

むし‐むろ【蒸(し)室】🔗🔉

むし‐むろ【蒸(し)室】(こうじ)をつくるために温度・湿度をあげて発酵しやすいようにした部屋。

むし‐めがね【虫眼鏡】🔗🔉

むし‐めがね【虫眼鏡】 小さい物体を拡大して見るために用いる、焦点距離の短い凸レンズ。拡大鏡。ルーペ。《相撲の番付表の下の方に小さく書かれるところから》序の口の力士。

むし‐もち【虫持(ち)】🔗🔉

むし‐もち【虫持(ち)】 (かん)の虫を持っていること。また、それを持っている子供。癇癪(かんしやく)持ち。

むし‐もち【蒸し×餅】🔗🔉

むし‐もち【蒸し×餅】 蒸して作った餅菓子。〈日葡〉

むし‐もの【蒸(し)物】🔗🔉

むし‐もの【蒸(し)物】 蒸して作った料理。茶碗蒸しなど。蒸し菓子。

む‐しゃ【武者】🔗🔉

む‐しゃ【武者】 武芸に携わることを任務とする人。また、その集団。武士。むさ。「鎧(よろい)―」「坂東―」「武者所(むしやどころ)」の略。

大辞泉 ページ 14587