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うの‐こうじ【宇野浩二】‐カウジ🔗🔉

うの‐こうじ【宇野浩二】‐カウジ一八九一〜一九六一]小説家。福岡の生まれ。本名、格次郎。私小説風の作品が多く、初期は軽妙饒舌(じようぜつ)な文体であったが、後年、読点を多用した余韻のある文体に転じた。小説「蔵の中」「子を貸し屋」「枯木のある風景」「思ひ川」など。

うの‐こうぞう【宇野弘蔵】‐コウザウ🔗🔉

うの‐こうぞう【宇野弘蔵】‐コウザウ一八九七〜一九七七]経済学者。岡山の生まれ。東大教授。マルクス経済学を原理論・段階論・現状分析の三段階論で再構築した。著「経済原論」「経済学方法論」など。

うの‐じゅうきち【宇野重吉】‐ヂユウキチ🔗🔉

うの‐じゅうきち【宇野重吉】‐ヂユウキチ一九一四〜一九八八]俳優・演出家。福井の生まれ。本名、寺尾信夫。新協劇団などに参加、第二次大戦後は劇団民芸を結成し、中心的指導者として活躍。

うの‐てつと【宇野哲人】🔗🔉

うの‐てつと【宇野哲人】一八七五〜一九七四]中国哲学者。熊本の生まれ。東大教授。中国・ドイツに留学。中国哲学・中国哲学史の発展に貢献した。著「支那哲学の研究」「支那哲学史講話」など。

う‐の‐はな【×卯の花】🔗🔉

う‐の‐はな【×卯の花】 ウツギの白い花。また、ウツギの別名。うつぎのはな。《季 夏》「―のこぼるる蕗の広葉かな/蕪村」豆腐のしぼりかす。おから。きらず。「卯の花襲(がさね)」の略。

うのはな‐あえ【×卯の花和え】‐あへ🔗🔉

うのはな‐あえ【×卯の花和え】‐あへ 煎って味をつけたおからで魚・野菜などをあえたもの。きらずあえ。ふぶきあえ。からまぶし。

うのはな‐いか【×卯の花烏賊】🔗🔉

うのはな‐いか【×卯の花烏賊】 小さく切ったイカを薄いたれで煮たもの。

うのはな‐いり【×卯の花×煎り】🔗🔉

うのはな‐いり【×卯の花×煎り】 おからに野菜や油揚げなどを入れて煎りつけたもの。きらずいり。

うのはな‐おどし【×卯の花威】‐をどし🔗🔉

うのはな‐おどし【×卯の花威】‐をどし(よろい)の威の色の一。白色であるのを卯の花に見立てての名。白糸威、白の唐綾(からあや)威、白革による洗い革威など。

うのはな‐がき【×卯の花垣】🔗🔉

うのはな‐がき【×卯の花垣】 ウツギでつくった生け垣。うのはながきね。《季 夏》

うのはな‐がさね【×卯の花襲】🔗🔉

うのはな‐がさね【×卯の花襲】 襲の色目の名。表は白、裏は青。陰暦四、五月に用いた。

大辞泉 ページ 1467