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目を奪・う🔗🔉

目を奪・う すばらしさに見とれさせる。「イルミネーションが通行人の―・う」

目を覆・う🔗🔉

目を覆・う 直視することができなくて目をふさぐ。また、直視するのを避ける。「―・う惨状」

目を掩(おお)うて雀(すずめ)を捕らう🔗🔉

目を掩(おお)うて雀(すずめ)を捕らう 《「後漢書」何進伝から》雀が逃げることを恐れ、自分の目を隠して雀を捕らえようとする。事実を直視しないこと、つまらぬ小手先の策を用いることのたとえ。

目を起こ・す🔗🔉

目を起こ・す (さい)を投げてよい目を出す。好運に巡りあう。

目を落と・す🔗🔉

目を落と・す 視線を下に向ける。「足もとに―・す」死ぬ。落命する。

目を掛・ける🔗🔉

目を掛・ける ひいきにする。目に掛ける。「社長に―・けられる」注意して見入る。「散りかかる花の梢に―・けて日も暮れにけり志賀の山越え」〈為忠家初度百首〉

目を掠(かす)・める🔗🔉

目を掠(かす)・める 人の目のすきを盗む。目を盗む。「主人の―・めて怠ける」

目を極(きわ)・む🔗🔉

目を極(きわ)・む 目の届くかぎり遠方を見る。「あかねさしいはとの山も見えぬべく―・めてもてれる夏かな」〈曾丹集〉

目を潜(くぐ)・る🔗🔉

目を潜(くぐ)・る 見つからないようにする。「警備の―・って侵入する」

目を配・る🔗🔉

目を配・る 注意してあちこちを見る。「周囲に―・る」

目を晦(くら)ま・す🔗🔉

目を晦(くら)ま・す 人の目をごまかす。見えないようにする。「追っ手の―・す」

目を呉(く)・れる🔗🔉

目を呉(く)・れる 視線を向ける。目をやる。「景色に―・れることもなくひたすら歩く」

目を肥や・す🔗🔉

目を肥や・す 美しいもの、よいものを見て楽しむ。また、よいものを多く見てよしあしを見分ける力を身につける。「本物を見て―・す」

目を凝ら・す🔗🔉

目を凝ら・す じっと見つめる。「暗やみで―・す」

目を覚ま・す🔗🔉

目を覚ま・す 眠りから起きる。目覚める。迷っている状態から正しい状態に戻す。「父の死が彼の―・した」何かがきっかけとなり、それまで気づかなかった自分の性質などを自覚する。「母性愛が―・す」びっくりする。「台所の有様、―・しける」〈浮・永代蔵・二〉

目を曝(さら)・す🔗🔉

目を曝(さら)・す すみずみまで見る。また、じっと見る。「書面の筆跡に―・す」

目を皿にする🔗🔉

目を皿にする 驚いたり、物を探したりするときに、目を大きく見開く。目を皿のようにする。「あまりのショックに―する」

大辞泉 ページ 14672