めい‐おう【明王】_‐ワウ すぐれた、かしこい王。明君。

めいおう【明応】 室町後期、後土御門_{（ごつちみかど）}・後柏原天皇の時の年号。一四九二年七月一九日〜一五〇一年二月二九日。

めいおう‐せい【_×冥王星】_{メイワウ‐} 《Pluto》太陽系の九番目の惑星。太陽からの平均距離五九億一五一〇万キロすなわち三九・五四〇二天文単位、公転周期二四七・七九六年。軌道は離心率が惑星中最大で、海王星の軌道の内側になることもある。最大光度一三・六等。赤道半径は一一三七キロ、質量は地球の〇・〇〇二二倍。一個の衛星をもつ。一九三〇年、米国ローウェル天文台のＣ＝Ｗ＝トンボーが発見。

めい‐か【名花】_‐クワ 美しい花。名高い花。美女、また、名高い芸妓などのたとえ。

めい‐か【名家】 名望のある家柄。名門。「―の出」公卿の家格の一。文筆を主とし、弁官を経て、蔵人_{（くろうど）}を兼ね、大納言まで昇進できる家柄。羽林家_{（うりんけ）}の下、諸大夫家_{（しよだいぶけ）}の上に位する。日野・広橋・烏丸・葉室・勧修寺・万里小路_{（までのこうじ）}などの諸家の称。その道にすぐれた人。名声の高い人。名人。「―の手になる書」中国、春秋戦国時代の諸子百家の一。名（ことば）と実（事物）との関係を論じた学派。

めい‐か【名菓】_‐クワ 上等な菓子。有名な菓子。

めい‐か【名歌】 名高い歌。すぐれた詩歌。

めい‐か【銘菓】_‐クワ 特別な名をもつ由緒ある菓子。

めい‐が【名画】_‐グワ すぐれた絵。名高い絵。すぐれた映画。

めい‐が【_×螟_×蛾】 鱗翅_{（りんし）}目メイガ科の昆虫の総称。翅_（はね）の開張一〜二センチくらい。体は細長く、翅は体のわりに大きく、足は細い。夜行性で灯火によく集まる。種類が非常に多く、幼虫はさまざまな植物を加害し、大害虫もあり、螟虫_{（ずいむし）}・_{（めいちゆう）}とよばれる。ニカメイガ・イッテンオオメイガ・ツトガなど。《季　夏》

めい‐かい【明快】_‐クワイ ［名・形動］筋道があきらかでわかりやすいこと。また、そのさま。「―な答弁」「単純―」 ［派生］めいかいさ［名］