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めん‐こう【綿甲】‐カフ🔗🔉

めん‐こう【綿甲】‐カフ 唐様式を模倣した奈良末期の鎧(よろい)の一。布帛(ふはく)で表裏を作り、中に金属片・真綿(まわた)を入れて石矢を防ぐようにしたもの。綿甲冑。

めん‐こう【綿×亘・綿×亙】🔗🔉

めん‐こう【綿×亘・綿×亙】 [名]スル長く連なり続くこと。連亘(れんこう)。「山脈南北に―し、東西を横絶するものなく」〈久米邦武・米欧回覧実記〉

めんこう‐ふはい【面向不背】メンカウ‐🔗🔉

めんこう‐ふはい【面向不背】メンカウ‐ 前から見ても後ろから見ても美しいこと。「―の姿見るにぞっとして」〈浮・諸艶大鑑・六〉

めんざい🔗🔉

めんざい 玄米を精白する際にできる粉米(こごめ)や胚芽(はいが)など。ビタミンBやレシチンなどを多く含み、飼料や滋養剤の原料にする。

めん‐ざい【免罪】🔗🔉

めん‐ざい【免罪】 罪をゆるすこと。

めんざい‐ふ【免罪符】🔗🔉

めんざい‐ふ【免罪符】 カトリック教会が善行(献金など)を代償として信徒に与えた一時的罪に対する罰の免除証書。中世末期、教会の財源増収のため乱発された。一五一七年、聖ピエトロ大聖堂建築のための贖宥(しよくゆう)に対しルターがこれを批判、宗教改革の発端となった。贖宥状。罪や責めをまぬがれるためのもの。

めん‐ざんし【綿×撒糸】🔗🔉

めん‐ざんし【綿×撒糸】 《「めんさっし(綿撒糸)」の慣用読み》綿布の糸をほぐして薬液に浸したもの。手術後の傷口に用いた。解木綿(ほつしもめん)

めんざん‐ずいほう【面山瑞方】‐ズイハウ🔗🔉

めんざん‐ずいほう【面山瑞方】‐ズイハウ一六八三〜一七六九]江戸中期の曹洞宗の僧。肥後の人。卍山道白(まんざんどうはく)・損翁宗益らに師事。曹洞宗の中興と称される。著「正法眼蔵渉典録」など。

めん‐し【綿糸】🔗🔉

めん‐し【綿糸】 綿花を原料とした糸。木綿糸(もめんいと)

メンシェビキ【ロシアMen'sheviki】🔗🔉

メンシェビキ【ロシアMen'sheviki】 《少数派の意》ロシア社会民主労働党の右派。マルトフ・プレハーノフらに率いられ、一九〇三年の第二回党大会でレーニンらのボリシェビキと対立、決別した。ブルジョワ民主主義革命を主張し、十月革命後は反革命側に立った。→ボリシェビキ

めん‐しき【面識】🔗🔉

めん‐しき【面識】 互いに顔を知っていること。知り合いであること。「―がある」

大辞泉 ページ 14779